パツラマイマイの親の飼育ケースを掃除しようと思い、ニンジンの食べ残しを取ったら、その下に白いものが見えました。写真で言うと、木炭と木炭の間にある白いものがそれです。
まさに卵!この個体にすれば去年の5月以来2度目の産卵になります。去年は8個産卵→6匹孵化、そして現在3匹生育中です。
1匹飼育環境での自己受精による産卵にもかかわらず8個中6個孵化したので、今回はどうなるのでしょう。
全個採取したら、18個ありました。いやはや、たった1匹でよくぞここまで産んでくれたものです。
別の容器に移し、経過をみることにします。前回孵化したので今回も孵化間違いなしと見るか、ご老体での産卵なので自家受精せずに1匹も孵化しないと見るか、どうなるかはわかりません。
去年は5月の産卵、8月の孵化で、3か月も変化のない状態が続きました。今回も気を長くしてじっくりいきたいと思います。
そんなわけで、今回からその産卵した親と生育中の3匹の子を同居させることにした次第。
1年で4〜5mmぐらいに大きくなりました。ちょうど飼い始めたころの親ぐらいの大きさです。現在の親の大きさは8mmくらいになります。
新陳代謝が最も活発な若いころは、体も殻もいきいきとしています。深い溝が刻まれた平べったい殻が、パツラマイマイの大きな特徴です。