2012年05月02日
アズマヒキガエルの産卵

自分よりひと回り大きな体のメスを背後から抱きしめるオス。1組のカップルです。
よく見ると、水の中にひも状の卵が見えます。今まさに産卵中なわけです。


アズマヒキガエルの産卵

水面近くで静止し、もくもくと卵を産み続けるメス。卵は長い長いひもとなって静かに水底に沈んでいきます。


アズマヒキガエルの産卵

ときどきゆっくりと移動します。ひも状の卵もゆっくりと広がるように沈んでいきます。
呼吸は1分ぐらいは平気のようですが、ときどき体を45°ぐらい傾けて、オスメスいっしょに鼻先を水面上に出して呼吸します。


アズマヒキガエルの産卵

水底に沈んだアズマヒキガエルの卵塊。この池には数十匹の個体が生息し、このような卵塊も数か所に存在していました。


アズマヒキガエルの産卵

ひも状になった寒天質の中に、黒い卵が眠ります。カエルの卵の孵化率は不安定で、それは受精率にも左右されます。
この池には魚も定住しており、たくさんのオタマジャクシが生まれてもそのかなりの数は食べられてしまいます。その中で生き残ったオタマジャクシが大きくなり、成体のカエルにまで育ちます。
定住する魚たちにとっては、オタマジャクシは"季節の旬なごちそう"でもあるはずで、この池なりの食物連鎖が成立しています。

アズマヒキガエルは成体になると10数年生きると言われています。また、体長も10数センチほどに成長し、大型のカエルです。
卵塊を採取してオタマジャクシの飼育まではいいのですが、やがて手が出る足が出るとなって10数年も同居となれば、おいそれとは飼育をスタートできません。途中まで飼育して池に放す方法もありますが、この方法ではカエル特有の伝染病を広める結果となり、これは絶対にだめです。
そんなわけで飼育はできないのですが、世の中にはヒキガエルを飼育している人も多くいます。
実際大型のカエルなので、爬虫類を飼うような雰囲気もあります。動作もあまり動かなくておっとりとしたかんじなので、ペットとしても素質はあるでしょう。
もともと頭のいいカエルですし長期間の同居となるタイプの飼育なので、馴れてくると思います。時間と設備と根気があれば、いつかは飼ってみたい生き物でもあります。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(5) | カエル | 更新情報をチェックする
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