2012年06月26日
オトシブミ、巻き巻き中

庭にいるオトシブミはツツジの葉っぱでゆりかごを作りますが、バラの葉っぱでも同じくらいの数のゆりかごを作っています。写真は、まさに今巻いている瞬間。


オトシブミ、巻き巻き中

がんばって巻けよー(^O^)
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2012年06月25日
ムネアカオオアリの新女王アリ

でかいハバチがいたので撮っていたのですが…


ムネアカオオアリの新女王アリ

おお!ムネアカオオアリの新女王ではありませんかっ!
羽根がまだついているので、交尾後に地上に降りたばかりかもしれません。今飼っているムネアカオオアリの母である女王とは2年前の6月26日に出会いました。ムネアカオオアリの結婚飛行は今頃に行われるのかもしれません。


ムネアカオオアリの新女王アリ

せっかくなので、ちょっと撮影に協力していただきました。
体長は18mm。羽根をいれると25mmほどです。


ムネアカオオアリの新女王アリ

台形のお顔が凛々しいのであります。


ムネアカオオアリの新女王アリ

頭の形と触角の形を見て、これはでかいハバチではないとわかりました。さすがにハチ系の親戚だけあって、ハチそっくりな立派な羽根を持っています。
アリは役割に応じてでかくなったり羽根が生えたり、すごい生き物です。


ムネアカオオアリの新女王アリ

あらためて飼う気持ちは無いので、元いた場所である家の庭に放しました。ムネアカオオアリの新女王個体は通販でもすぐ売り切れるほどの人気種でもありますが、飼わない場合はもちろん放すわけであります。


ムネアカオオアリの新女王アリ

最後の一枚を撮ろうとしたら、アゴを閉じて静かに応じてくれました。さすがは女王陛下、器の大きさが民とは違います。


ムネアカオオアリの新女王アリ

『撮影中は砂糖水ぐらい出すもんですよ』

お叱りを受けました(^^ゞ
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2012年06月24日
ハサミムシ登場

じわじわと何かが近づいてきたので見たら、ハサミムシでした。


ハサミムシ登場

けっこう嫌われる昆虫ですが、きれいな体をしています。


ハサミムシ登場

ハサミムシには毒は無く、ハサミのはさむ力も強くありません。皮膚の薄い子どもは稀に先端が刺さってびっくりするかもしれませんが、毒は無いのでご安心を。
また、蚊やアブのように自ら人を刺すような昆虫ではなく、ミツバチのように自分の命を攻撃から守るためにやむを得ずはさむので、はさまれるようなケースは何らかのちょっかいを出したときに限ります。
獲物を捕える際にもこのハサミは使われますが、完全な肉食ということでもなく、肉食時々草食系です。

ハサミムシと言えば母性本能の強い昆虫ということでも有名で、産んだ卵をその場で守り続け、孵化後は狩った虫を与えて世話までします。種類によっては狩りもせずに世話を続け、自らの体を生きたまま子どもたちに食べさせるという極限の母性本能を表すものもいます。
自然界は毎日がサバイバル。人間社会のように法で守られるようなことはありません。

下のミニ画像をクリックすると、大きな写真で見ることができます。
ハサミムシ登場
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2012年06月23日
カタツムリのフンの色

キャベツを食べると濃い緑、レタスを食べると薄い緑、ニンジンを食べるとオレンジ色。
最近は短い周期でいろいろあげていましたので、いろいろなフンが登場しました。


カタツムリのフンの色

これらのフンはふたの裏に付いていて、開けて撮影していたらさっそく冒険好きの個体が出てきました。
どちらもアオモリマイマイの同世代の個体ですが、生育速度に差が出たようで大きさが全然違います。
小さいほうは茶色い筋が見えませんが、大人になるころにはごく薄く見えるようになります。こういう個体を当ブログ内では勝手に「筋無し個体」と呼んでいます。

筋無しは、自分が累代飼育中に観察した範囲では、筋有りよりも生育が遅くなるケースがかなりありました。大人になった時の大きさも、わずかに小さくなります。なぜこうなるかは不明ですが、今のところ、筋無しはそういう性質を持っているとしか言えません。
この謎を少しでも探りたいので、現在筋有りと筋無しをそれぞれペアにして別々に飼っている飼育ケースが存在します。
これらのつがいから生まれた個体の筋がどうなっているのか、それを見たいわけです。つがいの交尾が年内にあれば、この答えも年内に出そうです。
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2012年06月22日
エンマコオロギ、現在十数匹孵化

孵化後しばらくは何も食べない昆虫もいますが、エンマコオロギは孵化して体も硬くなるとさっそく食べ始めます。
そんなわけで、食べ物を投入。食べ物は"スズムシのえさ"として売られている配合飼料です。産卵床の上には、水分補給も兼ねて表皮を削ったキャベツの葉脈を投入。


エンマコオロギ、現在十数匹孵化

えさ皿は陶器製の鉢皿なので、自由に行き来できます。


エンマコオロギ、現在十数匹孵化

にぼし粉末も入っているので、食いはいいです。主食は一生この配合飼料になります。副食としては野菜・果物・そして好物のエダマメです。水飲み場はコオロギ系には必須なので、別途用意します。


エンマコオロギ、現在十数匹孵化

ニンジンの輪切りを地面すれすれに配置。地面に置くと汚れますし高すぎると上ってこれません。つまようじ3本で地面に刺していますが、刺し加減には気を使います。

隠れる場所が多いケース内に1mmちょっとの大きさの幼虫を目視するのは大変ですが、確認できた範囲では十数匹いるようです。
とりあえず、先代からあずかった卵を無事に孵化させることができてほっとしている次第。孵化させることができなかったら先代に恨まれますので、ここは同じ地球に住む仲間としての責任と人間のわずかな知力をもって、確実に遂行したいところです。
今年は自然界のエンマコオロギを採取して、外部の血をを入れることを計画しています。何十年ぶりかのコオロギ採取になりますが、カメラと虫かごを目立たせて通報されないように気をつけます。
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2012年06月21日
エンマコオロギが孵化!

まだかなまだかなと霧吹きの日々でしたが、今日霧吹きをしたら何かがピョンッと跳ねました。


エンマコオロギが孵化!

体長1mmのエンマコオロギの幼虫、ここに孵化を確認。すでに黒くなっているので、前日に孵化したのかもしれません。目を凝らして確認しましたが、2匹孵化していました。
エンマコオロギの孵化は一斉に始まるので、この2匹は先遣隊か気まぐれ早熟組だと思います。恐らく1週間以内にうじゃうじゃと出てくるはずです。

昨年は6月19日に孵化の記事を書いていますので、ほぼ同じ時期の孵化になりました。
日光の無い室内での孵化なので、自然界の地面のような地温の上昇という現象がありません。地中の卵はこういった自然現象も感知しているはずなので、飼育下で孵化時期を早めるには人工的な地温の上昇手段を考えなければならないかもしれません。また、ただ温めるだけでなく、夜間は温めないようにして自然界と似せることも必要かも。このあたりは、次年度からやってみたいと思います。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(6) | エンマコオロギ〜2012年 | 更新情報をチェックする
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