親1匹子ども3匹計4匹が暮らしているパツラマイマイの飼育ケース。例のごとく木炭を入れていますが、パツラマイマイはこの木炭を寝床としています。
真横から見ると、この木炭には深い亀裂が入っています。
裏側から見ると、今日もこの亀裂の中で1匹が寝ていました。奥のほうに見えるのはフンです。
この亀裂の中にフンもたくさんあり、ここにいる時間が長い、つまり寝床にしているのであります。
こういう場所を寝床に選びたがるのが習性なのであれば、殻が平べったいのもそういった習性が原因になっているのかもしれません。殻が平たくなるように進化して、さらに奥へ奥へと進むわけです。奥へ進むに従って、乾燥気候や敵から身を守れます。自然界にいるパツラマイマイが何かの隙間に多いようなら、この仮説は当たっているかもしれません。
めずらしくレタスをあげたら、おいしかったようでけっこうな量を食べました。
厚めの葉っぱを小さなカタツムリがかじったので、薄い膜が残っています。その薄い膜の向こう側にうっすらと見えているのは、親個体のパツラマイマイ。まだまだ食欲旺盛のようです。