孵化後しばらくは何も食べない昆虫もいますが、エンマコオロギは孵化して体も硬くなるとさっそく食べ始めます。
そんなわけで、食べ物を投入。食べ物は"スズムシのえさ"として売られている配合飼料です。産卵床の上には、水分補給も兼ねて表皮を削ったキャベツの葉脈を投入。
えさ皿は陶器製の鉢皿なので、自由に行き来できます。
にぼし粉末も入っているので、食いはいいです。主食は一生この配合飼料になります。副食としては野菜・果物・そして好物のエダマメです。水飲み場はコオロギ系には必須なので、別途用意します。
ニンジンの輪切りを地面すれすれに配置。地面に置くと汚れますし高すぎると上ってこれません。つまようじ3本で地面に刺していますが、刺し加減には気を使います。
隠れる場所が多いケース内に1mmちょっとの大きさの幼虫を目視するのは大変ですが、確認できた範囲では十数匹いるようです。
とりあえず、先代からあずかった卵を無事に孵化させることができてほっとしている次第。孵化させることができなかったら先代に恨まれますので、ここは同じ地球に住む仲間としての責任と人間のわずかな知力をもって、確実に遂行したいところです。
今年は自然界のエンマコオロギを採取して、外部の血をを入れることを計画しています。何十年ぶりかのコオロギ採取になりますが、カメラと虫かごを目立たせて通報されないように気をつけます。