2012年10月25日
今飼っている生き物とのコンタクトには会話を日常的に用いていますが、それぞれの呼び名はこんなかんじです。

・カタツムリ(アオモリマイマイ)→「カタちゃん」「カタぁー」
 親でも子でも全部共通。代々この呼び名できています。

・カタツムリ(パツラマイマイ)→「パッちゃん」
 これも親子関係なく共通。

・ムネアカオオアリ→「アリちゃん」
 なんでもちゃんをつければいいというものでもない。

・サワガニ→「カニちゃん」
 以下同文

・エンマコオロギ→「こぉーちゃん」
 オスでもメスでも全部共通。幼虫時代だけは「よーちゅーちゃん」のこともあった。

・自然界のアマガエル→「カエルちゃん」

・自然界のワラジムシ→「ワラちゃん」

・野原で虫を呼ぶ時→「虫ちゃ〜ん、写真撮るよ〜♪」

基本的に話しかけるときは「元気?」から始まります。帰るときは「帰るよー」と声をかけます。
ブログでもやっていなければ、本当にアブない人物だと思う次第。友好的な会話をすれば友好イオンがナノイーのように放出されると信じているので、もはや320年後の未来人レベルなわけです。いやはや、困った(^O^)
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2012年10月24日
エンマコオロギ飼育の冬型スタイル

飼育ケースの下に暖房用のパネルヒーターを敷くため、配置をかなり変えました。
だいたい右半分の下にパネルヒーターが入るので、温められて困るものは左側に寄せ、蓄熱材の効果を期待している木炭は右側に配置。
老いてくると"ふ節"がとれて歩きにくくなるので、砂地の面積を覆うバークチップの数を増やしました。
また、水周りの段差もさらに解消し、バリアフリーとしました。


エンマコオロギ飼育の冬型スタイル

飼育ケース右下に敷いている黒いものがパネルヒーター。網棚に発泡スチロール板を敷き、その上にパネルヒーターをはさみ込んでいます。パネル検知部が40℃ぐらいになるとサーモスタットがはたらく簡易式で、この置き方ではケース内の砂地自体は20℃前後にしかなりません。輻射熱が木炭などに蓄積されるので、長く穏やかに効く類の暖房になります。

数日前には外が3℃台まで下がりましたが、室内飼育環境でパネルヒーターのスイッチを入れるタイミングは、もう少し先のようです。
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2012年10月23日
老夫婦の末っ子3兄弟

老夫婦のアオモリマイマイが産んだ卵からポツポツと孵化している子どもたち。現在3匹ですが、孵化するタイミングが全部違うので、大きさも全部違います。


老夫婦の末っ子3兄弟

今日は外の世界をゆっくり見せてあげました。住んでいる環境を理解したようです。


老夫婦の末っ子3兄弟

飼い主も理解したようです。
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2012年10月22日
卵の中からこっちを見る孵化前のカタツムリ

孵化が近くなったカタツムリの卵では、殻の中にいる赤ちゃんの姿が見えることがあります。
写真の黒くなっている部分は、目だま(大触角)。今まさに顔をこっちに向けています。
カタツムリの目の見え方は明るさしかわからないと言われていますが、殻の外が明るくなったり暗くなったりすると気になるのかもしれません。
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2012年10月21日
カタツムリがまた孵化

真ん中のグループから、また1匹が孵化しました。細い矢印が孵化した卵とその個体です。
太い矢印の卵をよく見ると、中の一部が少し黒くなっています。これは、目だま(大触角)の部分なので、これらの卵も間違いなく孵化しそうです。

孵化しそうな卵の見分け方ですが、他には卵の殻の中にだ円形のものがうっすらと見えることがあります。これは殻の内部を這っているカタツムリそのものです。
また、長めの薄い線が見えたら、それは殻のもようです。この線の濃さには種類差&個体差がありますが、薄い色の殻に濃い色の線を持つ種類でその中でも濃い線を持つ個体の場合は、孵化前に透けて見えることがあります。
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2012年10月21日
エンマコオロギの産卵

エンマコオロギの飼育ケースに、産卵床を投入しました。
十数分後、まずは湿った土の匂いを嗅ぎつけたオスが集まってきます。


エンマコオロギの産卵

そして例のごとくけんか開始。


エンマコオロギの産卵

噛みあうレベルの激しいけんかになりました。


エンマコオロギの産卵

けんかが一段落したころ、よっこらせとメスがやってきました。


エンマコオロギの産卵

5〜6分土を調査したあと、産卵管を突き刺して産卵が始まりました。


エンマコオロギの産卵

続いて2匹目のメスもやってきて、産卵管を刺し始めました。一番初めにやってきたメスが右端、まさに産卵中です。その左奥のメスが産卵管を刺し始めた2匹目のメスです。

産卵前には、メスが産卵場所の土を確かめるような行動がよく観察されます。今回もアゴの周りの触角を何度も土にくっつけたり土を噛んだりするようすが見られました。そして、産卵床の中を数周していったん出ていきます。1分もしないうちにまた戻ってきて、その直後から産卵が始まりました。
不思議なことに、この行動は2匹目のメスでもまったく同じで、もしかしたら産卵前のメス特有の一定の行動パターンかもしれません。

オスの行動ですが、一番最初にやってきて盛んに鳴き始めました。「いい産み場所があったぞ」かもしれませんし、「メスが好みそうな場所で鳴けば交尾率も高まるもんだ」かもしれません。
しかし、その後の行動ではメスが近づいても交尾に誘うような動きを見せません。腹の先をひくひくもさせず、メスの体の下に潜ることもせず、ただただメスを注視しながら鳴き続けます。
だとすれば、やはり産卵場所をメスに教えるために盛んに鳴いたのかもしれません。

似たような行動は鳥などにも見られ、オスが巣を作ってそこにメスを呼び込むのはペンギンなどで有名です。
産卵のような重要な場面で、オスがメスをサポートするような行動を見せるのは、なかなか興味深い現象です。比較的高度な知能を持つ鳥類だけでなく、エンマコオロギのような昆虫にもこのような生態があるのは、正直驚きなわけです。


エンマコオロギの産卵

『何驚いてんの?今ごろ気付いたの?』
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(3) | エンマコオロギ〜2012年 | 更新情報をチェックする
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