
飼育中のエンマコオロギも寿命を迎える個体が増え、現在は3匹を飼育中です。2匹しか写っていませんが、もう1匹は木炭の陰にいます。ちなみに、3匹ともメスです。

産卵床も時々新しいものに交換していますが、最近は前よりもほくほくした状態にマットを維持することにしています。また、ピートモスの含有割合を増やして粘度を下げました。
というのも、メスの個体に産卵管の欠けや脚の欠損などの老化現象があり、マットの中に産卵管を刺しにくくなっているからです。それでもメスは産卵床の上に来て産卵し、うまく刺せたときはマットの中に産みますが、うまく刺せないときはマットの上に卵が残ります。そんな卵は発見次第マットの中に埋めています。
埋め方は、卵の上で弱く霧吹きをすると、水流でマットが陥没して同時に卵はマットの中に入っていきます。仕上げに軽く霧吹きをして水流でマットをかぶせます。卵の向きまでは調節できませんが、ほくほくのマット上に一定の深さに埋めているので、大丈夫じゃないかなと判断しています。