今日も水をゴクゴクと飲んでいるエンマコオロギですが、飲んでいる時間はおおよそ30分以上です。
それだけ吸引力が弱いのか、あるいは休み休み飲んでいるのかは不明ですが、いずれにしろ好きなことを好きなだけやっている日常なわけです。
小さな生き物を飼うとき、もしかしたら盲点になっている点が水やりかもしれません。犬とか猫とか鳥とかは水をあげることは極めて普通ですが、昆虫などの場合におろそかにされている場合があります。野菜から水分は摂れるだろ、えさだけでいいだろ、そう思いがちです。
しかし、少なくても自分が今まで飼ってきた生き物は、実によく水を飲みました。コオロギ、スズムシ、アリ、カマキリ、そしてカタツムリもよく水を飲みます。他のものから水分を摂取できるにも関わらず、それとは別に水を飲むことを毎度毎度観察していますので、何を飼うにも水はあげたほうがいいかもしれません。
例外はミルワームでしょうか。乾燥したパンくずだけで成虫になります。まあキャベツをあげた時には食べていましたので、水をあげてはいけないといったことでもないようです。
乾燥地帯に生息する生き物などは水分の摂取量は少なくていいようです。また、猫は犬ほど水を飲まないそうです。生き物それぞれの生態や体質をある程度は知って飼うことも大切だと思います。