サクランボの木も葉っぱを出し始めていますが、この葉っぱにさわるとベタベタします。舐めたことがあるのですが、甘い味だったので蜜の部類になります。
この蜜に集まるのがアリ。これはよく見るクロヤマアリですが、他のアリも来ることがあります。
葉っぱのところどころに見えている赤い点は、最初ダニか何かだと思っていましたが、よく見るとそこから液体が滲んでいるのがわかります。
ここから滲み出た甘い蜜が葉っぱの毛細管現象で全体に広がっているということなのかもしれません。
サクランボの木がここまでして早期に何としてでもアリを呼んでおきたいのは、やはり受粉のためなのでしょうか。
羽根を持つ昆虫を媒介役に選ぶ植物が多い中、陸の昆虫も忘れないサクランボなのであります。
サクランボとアリは共存共栄。人間とアリも共存共栄。アリのおかげで結実がされやすくなっているのかもしれません。
甘い蜜をいっぱい巣に持ち帰れよー(^O^)