2013年06月11日
オオユスリカのメス

体長1cmちょっとの大きめの蚊がいたので調べてみたら、オオユスリカのようです。
淡い緑色のセスジユスリカはよく見ますが、これは初めて撮りました。


オオユスリカのメス

触角にモフモフが無いので、メスかもしれません。アリのエサにもちょうどいいかも。


オオユスリカのメス

4本の脚で体を支え、前脚を触角のように前に伸ばす静止姿勢。こういう昆虫は空を飛ぶ昆虫に時々見られ、何らかの進化の方向性が見えます。本来触角で情報収集する役割の一部を前脚に担わせていると思われ、触角が小さいからそうしているのか、それだから触角が小さくなったのか、そのあたりは謎です。飛ぶときに触角が邪魔だったんでしょうか。
ちなみに、ここで書いたベニシジミの場合は逆に前脚が退化しているような感じです。触角が超高性能なので、わずかに情報収集をしていた前脚がいらなくなったんでしょうか。
いずれにしろ、歩行性能を要求される昆虫の元祖(ムカデなど)は脚の本数が多く、昆虫になるとそれが6本になり、歩行よりも飛翔に特化した昆虫は脚の概念が変わったようにも感じます。狩猟に特化したカマキリは前脚を大きなカマにして4本脚で歩いていますし、昆虫とひとことで言っても実に様々でおもしろいわけです。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(6) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
2013年06月11日
先日、コメント欄で「卵の採集のもようを記事に書いたことが無いか」との質問があり、そういえば書いたことが無かったので書いてみようかなと思っていたところ、タイミング良く老夫婦の筋有り個体が産卵したので、この卵を使って書いてみようと思います。


カタツムリの卵の採取方法

砂利を敷いた飼育ケースで飼っている場合、カタツムリは砂利を掘って産卵します。木炭などの設置物がある場合、それを押しのけてその下に産むこともあります。今回はそのパターン。
このふたつの木炭はくっついた状態で置いていましたが、その隙間を押し広げ、さらに砂利を掘って産んでいます。


カタツムリの卵の採取方法

まずは木炭を撤去。卵の周囲を片付けます。


カタツムリの卵の採取方法

卵の周囲の砂利を、卵より深く掘ります。砂利はマドラーを使って掘っています。


カタツムリの卵の採取方法

卵の下部の隙間にマドラーを差し入れ、振動を加えながら真横から斜め上にすくい上げます。
このとき、卵に対して直角に近い角度で押してしまうと、卵が割れてしまいます。どの卵にも直角に接しないように、振動を加えながら少しずつずらしつつマドラーを差し込みます。
卵の周りには粘液がついており、2個を掬おうとしても3個とか4個くっついてくることがあります。卵同士が軽くくっついた状態で土の中にあるということです。


カタツムリの卵の採取方法

すくい取ったときに砂利も一緒にくっついてきたりします。そのままでもいいのですが、観察利便上この砂利はマドラーで取り除いています。


カタツムリの卵の採取方法

砂利を取り除いて卵同士をくっつけた状態にして採集完了。湿らせたキッチンペーパーの上に置いています。
今回の産卵が46個でした。老夫婦、意地の高齢出産です。つか、今年は卵多すぎw


カタツムリの卵の採取方法

ラップで覆って終了。空気穴はあっても無くても大丈夫ですが、キッチンペーパーの乾燥には注意。
週に1回程度の空気の入れ替えで十分だと思います。

アオモリマイマイの卵は、直径約3mmでカルシウムでできた弾力性の無い殻でできています。カタツムリの卵は種類によって大きさや質感が異なりますので、それぞれに最適な採取方法があると思います。
また、採取するかしないかも飼育人のスタンスや飼育環境によって変わってくることですので、どこでも誰でもこうするのが正しいということではないので注意。
飼育方法は観察から導き出された考察が9割、本に載っているマニュアルは飼育開始時のサービス知識だと思うくらいでいいと思います。アナログな生き物の飼育方法がデジタルなわけがないのであります。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(12) | カタツムリ〜2013年 | 更新情報をチェックする
2013年06月11日
サワガニが産卵!

サワガニが岩の置物の中の空洞に入り、おなかを開いています。下のほうにはオレンジ色の丸いものが見えます。産卵です。
通常は産卵しても孵化まで卵を抱えたままにしますが、前回同様、今回も卵を産み落としています。
何年も1匹だけで生きてきたので、産んだ卵はすべて無精卵になります。このことをカニは知ってて産み落とすのかもしれません。
交尾をしたから産卵するのではなく、年に1回この時期に体内で卵が作られるんだと思います。


サワガニが産卵!

今はまだ産卵中なので、あまり水槽に近づきたくありません。ズームとストロボで強引に撮っているので、画質が悪いのは勘弁願い。サワガニが落ち着いてこの場所を離れたら、また撮る予定です。
卵は孵化の可能性がゼロなので、できるだけ早く撤去したいと思います。


サワガニが産卵!

産卵中のサワガニは、口のあたりに粘膜のようなものをつけ、それをハサミでいじっていました。
吐き出しているようにも見えなく、食べているようにも見えませんでしたが、どちらかだと思います。
恐らくですが、卵の周囲に付着している粘膜のようなものを取り除き、それを食べて処理しているのかもしれません。または、産み落とした後におなかについている粘膜を掃除しているのかもしれません。
このあたりは10分ほど見て観察していましたが、カニのほうもこちらに気づいて動きを止めてしまい、それ以上はわかりませんでした。

例のごとく「そういえば」ということになりますが、やはり今回も「そういえば」の現象があり、やたらと逃げ出したい動きを見せた、木炭の下に初めて巣穴を掘った、水から出て木炭の上にいることが多かったなどがありました。

また、偶然かもしれませんが今日は大潮です。海の生き物ではない淡水の生き物であるサワガニですが、人間の出産も潮の満ち引きに無関係ではないらしいので、サワガニの産卵も大潮に関係あるのかもしれません。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | サワガニ | 更新情報をチェックする
ページトップへ戻る

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。