
葉っぱを出して脇芽を出して、そんなかんじで上へ上へと背を伸ばしてきたトウガラシですが、ここにきて大きな変化がありました。

「葉っぱを出して脇芽を出して」ではなく、いちばんてっぺんがいきなり3つに分裂したようになりました。その先にはそれぞれ葉っぱやつぼみができており、3つに分裂した分裂点には大きなつぼみが1個ぶら下がっています。

いやはや、まるでチョウの幼虫がサナギになったかのように、ここでトウガラシの生長パターンが変わったのであります。
おもしろい、実におもしろい。現状に付加する形で目的を達する植物が多い中、トウガラシはここで主枝同様に脇芽を扱い、結果的に分身を作ってきたわけです。
トマトの脇芽も脇芽であって脇芽でないのですが、ここまで平等に分化してしまうと、もはや脇芽とは到底思えません。
つか、頭でっかちになりそうな気配なので、やはり支柱に誘引することは必須になりそうです。
脇芽の処理ですが、見る本やページによってとったりとらなかったり様々です。なので、自分は今回は脇芽を放置する方法でいきたいと思います。
トウガラシを自分で栽培するのは初めてなので、放置された脇芽がどうなるのかも見たいところ。せっかくの家庭菜園、実験と観察もやってみたいのであります。