2013年06月19日
キュウリで脱皮するエンマコオロギの幼虫

エンマコオロギの幼虫にはニンジンをあげていましたが、水分が蒸発するのが早く、もっと長時間みずみずしくいられる野菜は無いものかとキュウリをあげてみました。
勢い的には、かなり食べます。よく見ると、何箇所か穴が貫通しているようです。


キュウリで脱皮するエンマコオロギの幼虫

緑色の皮の部分もかじって食べています。この程度の硬さであればかじれます。


キュウリで脱皮するエンマコオロギの幼虫

こっちは別ケースの幼虫群ですが、たくさん集まって食べているのかと思ったら、よくよく見るとかなりの数がキュウリにつかまって脱皮したようです。3段目には抜け殻がぶら下がっていますし、1段目の黒い集団の中にも抜け殻がかなり混じっています。また、右下では今まさに脱皮中です。下に落ちている黒いものは全部抜け殻です。

隠れ家兼脱皮場所として段ボール紙を入れていましたが、キュウリを入れた途端一気に集まって一気に脱皮しました。
段ボールとキュウリの大きな違いは、濡れているか濡れていないかです。もともと脱皮は湿度の高い時に行われることが多く、湿度は脱ぎやすさや脱いだ後の乾燥の防ぎ具合に都合がいいのかもしれません。
乾燥していたほうが皮がパリッと割れるので良さそうですが、しんなりとしていたほうが自由が利いて脱ぎやすいのかもしれません。

エンマコオロギはスズムシとは逆で乾燥環境を好む昆虫ですが、産卵場所だけは湿った土を選びます。
これと同じように、脱皮場所も湿った場所を好むのかもしれません。だとすれば、人工的に脱皮場所を作るとすれば、水を十分に吸った板やスポンジなどでも代用できるかもしれません。このあたりはおもしろそうなので、次ぐらいに実験的に投入してみます。

水飲み場や水を吸いこませたティッシュの上で脱皮する場面は、先代も先々代も何度も観察しています。好むということは安全だということであり、例えば皮が硬くて脱げなくて強引に脱いで触角を失ったのであるとすれば、こういう脱皮時の事故も減るかもしれません。
もちろんこれは単独事故に関してのことであり、上の写真のように脱皮場所が大混雑していればそれに伴う事故は発生するでしょう。なので、脱皮場所を作る場合は、表面積を大きくとることもポイントになると思います。

いやはや、キュウリのおかげでいろいろ考えさせられました。たまには野菜を変えてみるのもいいもんですな。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(4) | エンマコオロギ〜2013年 | 更新情報をチェックする
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