2013年07月25日
新女王アリの羽根落とし

羽根を持つ胸板の厚いアリ、新女王アリは交尾を終えると地面に着地します。


新女王アリの羽根落とし

これから巣穴を掘るのに邪魔になる羽根を、自ら切り落とします。羽根がねじれるような方向に力を入れ、ポキッと折るようなかんじで落とします。


新女王アリの羽根落とし

この時期はこれをあちらこちらで見ます。


新女王アリの羽根落とし

これは別個体になりますが、羽根を全部切り落とした状態。


新女王アリの羽根落とし

たった一人で適した場所を探して、そこに巣穴を掘って産卵します。ほぼ同時期に別種類の結婚飛行も行われるので、無事に交尾を終えて地上に降りても、地上にはたくさんの困難が待ち受けています。
他の種類の新女王アリ、同種異種の死にかけたオスアリ、通常活動中の全種のアリ、特に結婚飛行が間近の巣穴付近には数百匹の監視アリがうごめいているので、その付近を通りかかっただけでもまず助かりません。
映画で言うと、膨大な数のゾンビの中を全力疾走で突き抜けながらいい場所に隠れ家を作るようなもので、まさに無謀。しかし、はるか昔から誰かが成功しているので今の今までアリが存在するわけです。
大量の新女王アリを放ち、さらにそれをはるかに超える数のオスアリを放ち、確率論を逆算して生き残りを確立しているわけです。
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2013年07月25日
大きな黒蟻クロオオアリ

やっぱりアリを撮るには今の季節が最適です。じめじめした暑い日は、アリがすごく元気になっています。
結婚飛行の時期でもあるので、その直前の巣の巣穴付近ではアリの大群も見ることができます。
この5匹のクロオオアリは、1グループのように常にかたまりながら歩いていました。珍しい光景なのでちょっと観察していたのですが、1匹が匂いをつけながら前に進み、他の4匹がその匂いや匂いをつけている個体を触角で確かめながら歩いているようでした。その個体自身も匂いを出していたかもしれません。
複数個体の匂いでルート確保をしている先遣隊なのか、またはどこかへの道案内的な行動かもしれません。


大きな黒蟻クロオオアリ

クロオオアリは体も頭も大きいので、道路を歩いていてもいればまず気がつきます。ただ、速足なので撮るタイミングをつかむのに苦労します。このときはコケの休憩所で休んでいたのでラッキーでした。
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2013年07月25日
ネジバナ咲き始め

今年もピンクのネジバナが咲き始めました。
いっさい手を加えないのがネジバナの正しい育て方なので、やっていることは水やりだけです。
それでも栽培中の植物の中ではトップクラスに大事にしているので、いつもの季節にいつものように咲き始めることに、非常に喜びを感じます。
もっと咲いたら、またアップしたいと思います。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(0) | その他の花や野菜の栽培 | 更新情報をチェックする
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