ベランダのキャベツもかなり大きくなり、そろそろ収穫かなと見てみたら…
内部に亀裂が発生しているのを発見。そういえばこんなことがあるとかどこかで見たなと調べなおしてみたら、これは裂球と言って、収穫時期が遅れた場合にいろいろなことが原因で起こるらしく、とっくに収穫時期を迎えているので即収穫せよということです。
そんなわけで、ややドタバタしつつの収穫となりました。7月28日に苗の準備をしたので、69日目の収穫です。
できたー♪(^O^)
重量もかなりあるので、おそらく中身もぎっしり詰まっていると思います。完全無農薬の自家栽培のキャベツ、本日収穫。
直径は20cmぐらい。扁平ではなく普通に球体になっているので、体積としても十分な量になっています。
切り口は3cmほど。いいかんじで育ちました。
断面確認。葉がぎっしりと詰まっており、満足の領域。裂球したことを除けば、スーパーで売っているものと同等レベルの品質です。
収穫後のキャベツの葉っぱ。これらの葉っぱは飼育中のカタツムリやエンマコオロギへのプレゼントとなりますが、もはや食べきれる量ではありません。
カタツムリ飼育史上、最も新鮮で最も安全なキャベツの葉っぱをカタツムリにあげるときがとうとうやってきました。このもようは、後ほどあらためてアップします。
収穫約1時間後の試食。ソースをかけて食べるのが自分のど真ん中なのであります。
さっそく食べてみましたが、大げさではなく初めての食感です。何と表現したらいいのか難しいですが、剛性があるのに柔らかいと言うか硬いのに剛性が無いと言うか、BAKIBAKIと言うよりはPAKIPAKIのほうが近いです。噛む力をさほど入れなくてもポキポキ折れていくかんじ。しかし、とんでもなく水分が多くてジューシーなので、パサパサ感はゼロです。梨を食べているときと同じような水分感を口の中で感じました。
味は、これはもう言うまでもないですが果実レベルの甘さです。カバになって丸ごと1個ガブリと噛みたくなりました。
なんと言いますか、これは本当に果物に近いです。筋の存在を感じない歯ごたえ、それでいて快適な範囲の歯ごたえはあります。
総じて、個々の要素が高いレベルでバランス良く結合している食べ物と言えるかもしれません。この味でこの量なら、500円ぐらいしていても商品価値はあるでしょう。
今回初めてキャベツを栽培したわけですが、気付いたことを自分用にメモメモ。
・裂球の数日前に同位置に1本の亀裂があった。その時点で即収穫すべし。
・収穫時の葉っぱは熟したスイカのごとくパキパキ折れやすくてしなりがほぼ無い。
・軸は意外に柔らかくて普通の包丁で切ることができた。
・栽培後半で葉を起こしての水やりが大変だった。
・アオムシは数回ついたが早期発見でわずかな食痕で済んだ。
・その幼虫はメイガの幼虫に似ていた。体長5mmで黒点あり。
・スジグロシロチョウ成虫の飛来は3度確認。産卵あり。
・下葉の寿命による枯れ葉は3枚ぐらい除去。質感は紙。腐敗は無し。
・結球後はある時から加速的に大きくなる。
・下葉が鉢の縁で全体を支えるので強風時でも大丈夫。
・来年も作るどぉー(^O^)