今年は成貝に達すると思われるアオモリマイマイの筋無し4兄弟。飼育ケースを掃除した直後はこうしてサツマイモを食べていますが、普段はケースのふたの裏にくっついて膜を張って休んでいることがほとんどです。
老夫婦のほうは、ずっとふたにくっついたまま動こうとせず、霧吹きをしてもびくともしません。
サツマイモもまったく食べていないので、冬の休眠状態に完全に入っているようです。
子どもたちのほうは相変わらずの食欲で、一向に眠ろうとしません。これはカタツムリを飼い始めてからずっとそうで、室温がかなり下がった状態でも眠ろうとしませんでした。
どうやら、大きくなればなるほど休眠する確率が高くなるようで、これは気温や湿度にも左右されない何らかの要因がはたらいているようにも見えます。
環境の変化に弱くなったから休眠に入るのか、またはその逆で体内に水分をたくさん蓄えられるから休眠に入れるのか、さらには本能で察知した冬に正直に行動しているだけのか、謎はつきません。
いやはや、飼育というものはわからないことが日々増える行動なわけで、だからおもしろいのでもありますが。