左が剪定前、右が剪定後。
ユスラウメの剪定にあたっては失敗が許されないので、剪定に関する情報を集めに集めて実施した次第。
その中でも重要っぽいことは以下の通り。
・花後に枝が急激に伸びる
・今年伸びた枝に来年花が咲く
・実がつきすぎたら木が弱るので実を間引く
・剪定時期は基本的に葉が落ちた後だが、来年の花芽を意識するなら花後も可
・ユスラウメの剪定はウメの剪定とは違う
左の写真の花が咲いている枝は、確かに去年伸びた枝です。不要な枝を根元から切る間引き剪定しか行わなかったので、去年伸びるだけ伸びた枝に花が咲いたわけです。
これはこれで非常にきれいで実もたくさんなるのですが、この枝ぶりからさらに今年の枝がわんさかのびることを考えると切っておいた方がいいんじゃないかと思った次第。
もちろん実の収穫は半分ぐらいに落ちますが、実をたくさん収穫することよりも来年の花が咲く位置の見極めと決定を優先したかったというのが剪定を実施した理由です。
また、ここら一帯は非常に風が強い地域で、鉢を置いている家はウチぐらいですw
もちろん飛ばされないようにあれこれやるのですが、それでも木の鉢が転んでいることは日常茶飯事。基本的にここらでは鉢植えを置けないくらい風が強いのであります。
先日もかなり風が強く、葉をつけ出したユスラウメも強くしなって折れないかと心配になるほどでした。
これからさらに新しい枝や葉をどんどん出すユスラウメ。台風でも来て主幹でも折れたら一巻の終わり。その前の予防策でもあります。風が強くない地域では致命的な事故も起こらないはずなので、好みによって切る切らないになると思います。
今回かなり切りましたが、この状態に新しい枝が伸びていくので、樹姿もこれからかなり変わるでしょう。その分を葉が落ちた後の冬にもう一度剪定する予定です。目安としては、今年伸びた枝の先を3分の1ぐらい切る予定です。ただしこの時は枝を注意深く見て花がついた状態を予測しながらの剪定になると思います。
なんだかんだ書いていますが、これはあくまでも実験で正しい農業理論とは限らないのであしからず。