
ここで産卵床を取り出したことを書きましたが、その後悪天候が続いて産卵床を庭に置けない日々が続いていました。
そうこうしている間にどんどん孵化し、孵化した幼虫を本日庭に放した次第。ざっと200匹はいますな。
この中で成虫にまで育つのは、恐らく数えるほどでしょう。ただ、去年も庭への訪虫をしましたが、秋になって庭周辺の草むらから鳴き声が聞こえてくるのを確認しています。
鳴いていたのは放した個体かどうかはわかりませんが、庭がまだ住める状態ではなかったので、周辺に移った可能性もあります。
虫が過ごせるような環境づくりを庭に少しずつ行っていますが、まだまだ未完成。隠れ場所になるような低い草花を植えたり石を置いたり草木を茂らせたり、まだまだいろいろやることがあります。
また、初期の簡単な食物連鎖環境も必要なので、他の生き物もうまく入ってきてくれないと人間だけではできないわけです。飼育ケースの中に作る環境はすぐできますが、自然の中につくる環境は地球との共同作業とも言えるかもしれません。雨とか腐った葉っぱとか虫の死骸とか、いろいろ養分も必要なわけでなのであります。