栽培中のトウガラシについて、ちょっと自分用メモとして記事作成な次第。
GW中にナンバンの苗を買おうとしたら、すでに売れ残りしか無く、仕方が無いので札幌大長なんばんという似たような品種の苗を購入。
しかし、ナンバンの苗は6月になって再び店頭に並び、よく考えれば時期的にもこのときに買うべき苗であることを思い出した。
札幌大長なんばんは購入時に20cmぐらいの苗だったが、6月に売られていたナンバンは15cmぐらいの低い苗だった。

本葉が9枚か10枚出たあたりで枝が3つに分かれ、その中央部に最初の花が咲くのはどちらも同じ。違うのはその分岐点の高さ。ナンバンのほうが3分の1ほど低い位置になる。
分岐した枝はさらに2つに分岐してその中央部に花が咲くのも両品種とも同じ。ただし、その花が咲く頃の気候はまだ気温が高くないのでたいてい落花する。暑くなったころに咲いた花はほぼ結実する。
茎の下部は同様に木質化するが、上部はヒモで誘引して固定する必要がある。

ナンバンはだいたい3つに分岐していたが、札幌大長なんばんは3つに分岐したのは1株だけで、他の2株は2つに分岐した。つか、購入時にすでにそうなっていた。ナンバンは購入時にはまだ分岐しておらず、それぐらい小さな状態で売られている。

落花は暑くなる前まで続く気配。かなり落ちるが、それでもその後にたくさん咲くので心配無し。
来年はちゃんと6月まで待って苗を購入すること。その土地にはその時期があり、その品種がある次第。