
結球が15cmほどにまで進んだ状況ですが、ふと根元を見たら腐りかけている外葉を発見。放置すれば進行する恐れもあるので、ここで収穫となりました。

外葉をとった状態で直径15cm。重さはけっこうあったのでまずまずでしょう。

外葉の虫喰いの無い部分は、味噌汁に入れて食べました。
レタスの味噌汁といえば意外に感じるかもしれませんが、レタスのうま味が味噌汁に溶け込み、葉のしんなり感と葉脈のシャキシャキ感が両方味わえ、キク科特有の風味もかすかに感じる絶品です。
大昔に初めて食べた時、「なんでサラダのレタスが味噌汁に入ってるんだよっ!しんなりレタスなんてレタスじゃないよっ!」と思ったわけですが、いざ食べてみるとおかわりをしている自分がいましたw
虫食いの外葉は例のごとくカタツムリにあげましたが、かなりおいしかったらしく、1日中ショリショリ食べてました。
ところで肝心のレタスの味ですが、去年のキャベツの時と似たようなかんじでした。
とにかく含水量が多くてジューシー。食べていると口の中がショリショリしてきます。しかもごく弱い力で噛み切れ、非常に柔らか。いやな風味も皆無で、さすがにやや早めに収穫したレタスだけあります。
せっかくの家庭菜園なのですから、売っている大きさになるまで我慢せず、やや早い収穫をした方がおいしさでは大差で勝るかもしれません。
レタス栽培の感想としては、エカキムシの被害に苦労しました。被害が出ていたのは結球前の時期。つまり、栽培初期で防虫ネット等で防げば回避できそうです。
また、梅雨時ということもあって長雨や曇りの日が多く、土が常に濡れていたこともいいのか悪いのかです。
これには鉢の形状も関係していると思われ、丸鉢に大型球状野菜が育つわけで、生長するとともに鉢と野菜の隙間がほぼ無くなります。これが水やりしにくい原因にもなっているのですが、同時に日の当たらない土にもなってしまって乾かなくなります。
レタスは腐りやすい野菜なので、あんまりじめじめ状態が長く続くのも良くないような気もします。今後は四角い鉢の使用も検討したいと思います。
キャベツとレタスなら、どっちが簡単かと言われればキャベツです。レタスは全体的に判断箇所や基準がはっきりしない点が多く、良くないどきどきわくわくが続きます。また、小さな異常も常に出ていたので、けっこう繊細だなと思いました。
とりあえず、無事に収穫できてほっとしています。またやるかと言われれば、やらないとは言いませんがやってもいいかなぐらいの気持ちです。キャベツは絶対やります。ブロッコリーはやらないですw