ニンジンの葉っぱが茂っていたので、どれくらい太くなったかなと土を少し掘ってみました。
そしたら、すでに5cmほどに生長しており、これはやばくないかと2本だけ掘ってみました。
なんということでしょう!www ハッタリでした(^Д^)
太さは5cmを超えていますが、長さが異常に短くて又根も発生しています。
残りを掘るか掘らないかで家族に相談してみましたが、この太さで掘らないでいても"す"が入るだけだということで、残りも全部掘ることにしました。
なんということでしょう!www 今年は大失敗(^Д^)
ここらの2本がかろうじてニンジンっぽいです。
ちなみに、昨年はこんな感じでした。
さて、こうなったからには少し考察を加えなければならないわけで、ちょっとデータを出してみます。
・2013年の種蒔きから収穫までの期間 7月30日〜12月1日【124日後収穫】
・2014年の種蒔きから収穫までの期間 7月9日〜9月30日【83日後収穫】
五寸ニンジンの収穫期間は、110日〜130日後と言われています。
2013年は124日後に収穫しましたが、すでに"す"が入りかけていて全体的にゴリゴリとした硬い食感でした。
そこで今年は110日後で収穫しようということで、10月27日前後の収穫の想定でした。
そういう前提のもとで試し掘りをした結果が今回の状況です。
いろいろ調べてみましたが、ニンジンが太く短くなる原因で最も大きなものは「生育全期間高温状態」だそうです。他にも原因はありますが、土の水分変化量や元肥&追肥のタイミングと量は問題ありませんでした。
そこで去年と今年の栽培期間を見たところ、去年は生育初期に高温期を迎えていますが、今年は生育中期が高温期になっています。
ニンジンの生育は「始めちょろちょろ中ぱっぱ」なので、今年は最も元気な時期と最も高温の季節が重なった形となりました。
特に栽培場所がベランダということを考えれば、その「高温」は「超高温」だったかもしれません。
比較データは2サンプルしかありませんが、少なくても去年と今年を比較すると今年は栽培開始時期が早すぎた可能性も捨てきれません。
暑さのピークをもう少し生育初期にもってこれれば、適温環境で「中ぱっぱ」を迎えることができることになります。
太く短い現象は2013年もわずかにあったので、栽培開始時期を2013年より少しだけさらに遅くし、その状態で100日前後で収穫してみてはどうかと思っています。
もしこの改善策が成功すれば、ベランダ菜園全体で暑さの「ブラスα」というものを改めて考慮に入れなければならないことになります。
仮に来年成功した場合、そこにたどり着くまで3年かかったことになります。成功しなければ、3年経っても未開拓ということになりますw
いまだにニンジン1本まともに作れない素人ですが、来年こそは!と燃える菜園男子なのでありました。
.....@ノ”<何にでも男子をつけるなだお