2014年09月22日
脚が太いモモブトチビハナアブ

最初アシブトハナアブかと思いましたが、体が全体的に黒いので調べてみたら、モモブトチビハナアブのようです。腿が太いチビのハナアブなわけですな。


脚が太いモモブトチビハナアブ

飛ぶ昆虫は離陸のときに何らかの初速をつけることがありますが、モモブトチビハナアブのように多くの筋肉を備えた太いうしろ脚を持っていると、強力なジャンプ効果を伴う離陸ができそうです。
ちょうど、空母から航空機がカタパルトで勢いよく飛び立つのと同じように、効果的な初速を手に入れているのかもしれません。
また、すばやい離陸という意味では、敵から襲われた場合の迅速な逃避にも役立ちそうです。

バッタやコオロギのような跳ねる昆虫の運動能力を持ちたかったモモブトチビハナアブ。羽根も備えていることによって、跳ね飛ぶことができるようになったわけです。
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2014年09月22日
ヒメカメノコテントウお世話様

幼虫時代も成虫時代もアブラムシをたくさん食べてくれるヒメカメノコテントウ。かなりお世話になってます。
体長は5mm以下なので見つけるのは大変ですが、歩く速さが速く、何かが動いていると思って見るとヒメカメノコテントウだったりします。
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2014年09月22日
エンマコオロギの産卵床を設置

エンマコオロギのメスの個体が砂地に産卵管を挿す動作を見せたので、交尾があったと仮定して産卵床を設置しました。
床材はピートモス(ふるい通し)4割、黒土(ふるい通し)6割くらいです。例年入れていた川砂ですが、手持ちが無かったので今回は入れませんでした。
床材は霧吹きをし、全体が十分に湿ってピートモスも水を吸った状態にしてから設置しました。ラップで覆って日光に数時間当てておけば、蒸れ効果で一気に湿ります。


エンマコオロギの産卵床を設置

周囲にはキッチンペーパーを巻いて、登れるようにしました。例年では周囲に木炭などを置いて踏み台代わりにしていましたが、いまのところこれで大丈夫そうです。
ただ、ふ節が取れてからの産卵では今までどおりの踏み台がいいかもしれません。


エンマコオロギの産卵床を設置

メス産卵中。飼育環境を極度の乾燥状態にしておくと、産卵床の湿った土がオアシス状態となってここに産みにきます。卵の集中管理を簡単にするという意味では効果的です。
ただ、スズムシなどのように湿った環境で飼う昆虫の場合は、定説通りに床材は乾かさないようにするのが重要です。この場合、スズムシが床材に産卵すると思いますが、それはそれで正しい飼育な次第。
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