野原でくるりんこを発見。いやはや、秋ですな。
結構きれいな花を咲かせる雑草なので、機会があったら育ててみたいと思っています。
そのときは、このくるりんこで飛んだ種を蒔いてみたいものです。
種を採取できたら、野原風花壇に蒔くというものありだなと思う次第。

先ほど某所でヤスデが大量に這い出ているという報告があり、現場に行って撮ってきました。
ざっと100匹以上はいたと思います。土から基礎、基礎から外壁という順で建物を上へ上へと這ってました。
短いミミズのようにも見えますが、よく見ると脚がいっぱいあり、体長は２cmほどです。
基本的には枯れ葉などを食べる草食生物で、庭や畑にいると重宝する生き物です。
ただ、家の壁を這い上ったり家の中に入ってきたりすることもあり、そういう意味では精神的な害虫でもあります。
急に現れるのは地震の前兆とも言われていますが、この先何があるかわからないので急きょ記事アップとぁぃなったわけです。

産卵床の中に産まれたエンマコオロギの卵。




１個目の産卵済み産卵床確保。
今年はなぜか全体的に活気が無いので、産卵行為も込み合う現象はありませんでした。
もしかすると、産卵床の確保数も２〜３個になるかもしれません。

最初に発見した時は、ミミズが土の中から這い出てきたと思いました。まさに天変地異の前兆かとビビったわけです。




よく見ると、横の植物のあたりから伸びています。ここで根っこだとわかりました。




この植物なのですが、つぼみが見えるので秋に咲く花のようです。名前はわかりませんが、とりあえずミミズでなくて安心したのであります。

花の種類によって開花の季節が違うので、いつもどこかで何かが咲いている野原風花壇。花期の長いものは初夏からずっと咲きっぱなしになっているものもあります。
ここの７〜８割ぐらいを覆うクローバーはそろそろ勢いを無くし、葉の生長がほぼ止まりました。地下茎で越冬するクローバーなので、来年もまた茂ってくれるでしょう。

花や茎や葉の生と死が同時進行しつつ混在するこの花壇は、花壇というよりは手入れがされていない空き地のようなものです。すべてが伸び放題、そして枯れ放題。日照りの際は水やりをしますが、基本的に手入れ無用特区になっています。１種類でも多くの昆虫がここで暮らし、食物連鎖を築いてくれれば最高な次第。

ナガコガネグモがいたので３方向から撮ってみました。「裏横表」の配列です。




裏です。拓けた方に裏側を向けていることがほとんどなので、だいたいはこの面で見ることが多いです。




表です。縞々模様が目立ちます。




横です。脚の浮かし加減がわかります。

漢字の「大」の形に似た花を咲かせるダイモンジソウ。小さな花ですが個性的な次第。




山野草の花は小さくて質素なものが多いですが、凛々しさを持ったものが多いような気がします。
庭の隅の半日蔭のあたりに植えておきたい花なのであります。多年草なので、毎年勝手に花を咲かせます。

種というか実をつけて乾燥状態にあったソバですが、ここで実を採取することにしました。
春のひとり旅で山形の蕎麦屋からもらったソバの種が、次世代の種をつけたのであります。




３本のソバを鉢で育てて、これだけの種ができました。
この後どうするかは未定ですが、放置するとカビが生えるらしいのでとりあえず乾燥させようかと思います。