2cmを超える大きさだったので一瞬スズメバチかと思いましたが、アシナガバチでした。
カエデの葉の上で日光浴をしながら、葉の表面を舐めていました。
隣の葉に移り、本格的な日光浴。
複眼が頭部の上まで広がっています。アシナガバチは、チョウや蛾の幼虫を捕えて肉団子を作り、巣に戻って子育てをします。
あごは、牙と言うよりは火バサミのような形状をしています。切ったり支えたり挟んだりするのに都合が良さそうです。肉団子も上手に作れるわけですな。
雨のかからない軒下やベランダの柵の下あたりに灰色の小さなハチの巣を見ることがありますが、だいたいはアシナガバチの巣です。放置すると家族が増えて巣がどんどん大きくなるので、初期の段階での駆除が必要です。
このハチはめったに人を襲いませんが、危害を加えられたと判断すると襲ってきます。こっちに危害を加えるつもりが無くても、知らずに巣に衝撃を加えた形になっても当然襲ってきます。
そんなわけで、やむを得ずの駆除が必要になるわけです。