
昨日交尾をしていた筋あり4兄弟ですが、交尾をしたであろう個体の右ほほから恋矢がのぞいていました。
ポロリと落としていったので、ちょっと採取して撮ってみました。

左側が先端、右側が体側です。反ったような形をしています。

90度回転したところ。先端は尖りながらも平べったくなる形をしています。

先端部。端の方が薄くなっているのがわかります。

体側の接合部。なんとなく折れたような形状です。

中央部。表面はザラザラ。周りはギザギザ。

これは先ほどの個体とは別の個体。この個体も恋矢を出していましたが、この個体は恋矢を引っ込めてしまいました。このあと体を出してキャベツを食べていましたが、そのときはもう外から恋矢が見えることはありませんでした。
今までカタツムリの交尾を見てきたうち、恋矢を発見できたのは全体の2〜3割。見落としもあるかもしれませんが、この個体が見せたように恋矢は使い捨てるものではないのかもしれません。
それでも捨てる個体もいるわけで、また作るのでどっちでもいいとかそういうことなんでしょうか。謎が多い生き物な次第。