2014年11月05日
最後のエンマコオロギが★に

最後の1匹になっていたエンマコオロギですが、静かに★になりました。
このメス個体はオスからの求愛を最も多く受けた個体で、モテモテのメスでした。産卵も何度も行ったので、産卵床の中にはこの個体の卵もたくさんあると思います。


最後のエンマコオロギが★に

★になる少し前まではお腹も膨らんでいましたが、★になる時は凹んでいました。
これは今まで飼ったどのメスにも見られた現象で、恐らく産卵する元気が無くなった時点でお腹の中にはまた卵が少しあり、そのうち水も飲めなくなって卵を体内で吸収したのかもしれません。
体が機能しなくなるとまず脚の動きが悪くなり、ひっくり返りやすくなってさらに起き上がりにくくなります。
★になった状態の個体のほどんどは、ひっくり返った状態で発見されます。起き上がろうとして体力を使い、それによる過労死であることが多いようです。
これは多くの昆虫にも同じことが言え、昆虫の脚はそもそも非常にいびつな状態で体についています。
動かしていれば役立つ道具なのですが、動かなくなると単なる突起となり、体は自然と突起を上にした状態で静止します。
何はともあれ、自然界より少しだけ長い一生となりました。君の卵は来年まで預かります。
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2014年11月05日
保護中幼虫がサナギに

ふと保護中のヨトウムシを見たら、サナギになっていました。色が緑色なので、ほんの数分前に蛹化したようです。


保護中幼虫がサナギに

2〜3日前にティッシュを掘り出し、1日前に動かなくなっていました。食べるものも食べていなかったのでこれはヤバいなと思っていましたが、無事にサナギになってほっとした次第。


保護中幼虫がサナギに

一方、カブラハバチの幼虫にも変化がありました。黒いものが3つありますが、左と右奥は脱皮した抜け殻です。右手前は幼虫。
そして、中央手前のティッシュの中に潜っている幼虫がいるようです。このあとティッシュをくまなく探して取り出したところ…


保護中幼虫がサナギに

すでにサナギになっていました。


保護中幼虫がサナギに

こっちは今まさにサナギになる寸前。ティッシュの間に入って頭を動かしています。糸を張って部屋を作っているようです。


保護中幼虫がサナギに

ちなみに、これが抜け殻。脱皮のもようを見たのですが、葉の端で頭を下にしてぶら下がるようにして皮を脱ぎました。


保護中幼虫がサナギに

残る1匹もティッシュにばかり気にかけています。この個体も間もなくティッシュに潜ってサナギになりそうです。


保護中幼虫がサナギに

とりあえず、羽化までは面倒見たいと思います。


保護中幼虫がサナギに

5時間後、緑色だったヨトウムシのサナギも茶色くなってきました。この後さらに色が濃くなっていくと思われます。
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