室内で水につけておいた富有柿の種が発根しました。
ちなみに、冷蔵庫の中の4粒の種は熟睡中です。
発根した種は、土に植えました。
柿などの果樹の種は冬を経験させないと発芽しないものが多いため、当初は4粒を冷蔵庫の中に入れていました。これらを春ごろになったら取り出して、土に蒔く予定だったわけです。
その後、富有柿を1個買ってきて食べたら種が1個だけ入っており、その種を部屋の中で水に浸していた次第。
大昔に同じような事をやった時も食べた直後の常温発根だったので、今回ももしかしたらと思ったのであります。
冷蔵庫の中の4個についてですが、以前小梅の種を同じように冷蔵庫の中に入れて春まで待とうとしていたら、冷蔵庫の中で発根した種がありました。そんなわけで、4個の富有柿の種も時々点検するようにしています。
室温で発根した件ですが、もしかしたら収穫後か搬送中に冷蔵庫に保管された経緯があるのかもしれません。つか、普通はそのようにすると思います。
本来は冬を経験させるには数か月の冷蔵管理が必要とされていますが、短期間でも冬だと思ったのかもしれません。または、冬経験は必須ではないということなのかも。
土に蒔いた発根種は、そのまま室内の窓際に置く予定です。
ちなみに、過去の柿の木の実生については以下の通り。
2010年:幼木の冬管理の失敗で枯れた。
2007年:種から育てて実も成ったw
今回発根した富有柿が発芽にも成功した場合、大きくして庭に植え替えるのではなく、鑑賞用の小木にするつもりです。
仮に庭に植え替えたとしてもここの気候では成功率は半分以下、できた実も甘くはないでしょう。つか、植える場所も無い次第。
鑑賞用の小木では、現在
イチョウと
甘夏が生存中。他に、小じんまりと花を咲かせる目的で庭に植えた
小梅と庭に植え替えるかどうか迷っている
サクランボがあります。どれも種から始めた木々で、今回の富有柿もうまく仲間に入ることができればいいなと思う次第。