ここで「クローバーの枯れ草は窒素肥料となるでしょう」と書いていましたが、あらためてその量を念入りに確認した結果、あまりにも膨大な量となっていたので撤去した次第。
枯れ草同士が絡み合い、その布のような状態となった枯れ草の屋根を太い緑色のクローバーの茎が支えます。この状態だと春に芽吹いた他の植物の芽の初期生長が悪くなる恐れもありました。
絡み合った枯れ草とそれに連結した茎部を地面から撤去する作業には1時間ほどかかりました。引っ張って取れるものでもなく、緑色の茎をハサミで切りながら枯れ草の膜をロール状に巻いていくような作業になり、想定以上の大労働でした。
ちなみにクローバーについてですが、たとえ地上部を100%切ったとしても、地下茎がまた茎を出してくる強靭な植物なので、死ぬことはないです。草刈りの強敵として名高いクローバー、除草剤無しの物理的な除草では、根まで完全に掘りあげないと不可能と言われています。
そして見つけたクロッカスの芽。無事に球根が芽を出していました。この地で毎年少しずつ増えていってほしいと思います。
枯れ草の下には、冬眠中のナナホシテントウとワラジムシがいました。ワラジムシは100匹はいたと思います。
コガネムシの亡骸も発見。すでに外殻だけになっており、土に還る途中でした。
これは、ワラジムシの亡骸。
こっちはヤスデでしょうな。
去年野花の種を蒔いた野原風花壇には、いろんな花が咲きました。その中には多年草の種もあったので、今年どんな花がまた咲くのかを見てみたいところ。
すでにロゼット状になって残っているものが何本かあり、その他にも地上部に新たに顔を出すものもいるかもしれません。それもあって、今回の草刈りを実施した次第。