ヒマワリの種の乾燥も終わったのでぼろぼろと種を採っていたところ、何やら動くものを発見。右端に写っている物です。
おお、ハサミムシの子ども。体長は1cmぐらいです。乾燥したヒマワリの丸い部分の内部に潜んでいたようです。
なんだかんだ15〜6匹を確保。夜に確保していたので、翌日の放虫まで一晩休んでいただくことになりました。
とりあえず、湿らせたキッチンペーパーとレタスとザリガニのエサを設置。
食ってます。ハサミムシはコオロギの食性に近いので、なんでも食べます。
ひとつのヒマワリの中にこんなに多くのハサミムシがいたわけで、乾燥した場所の近くに巣があって移り住んだか、そもそもこの中が巣だった可能性もあります。
種を採ったあとのヒマワリの丸い部分は、中がまだ湿っていました。隠れ場所にもOK、水分補給もOK、このまま冬越しもOKの場所と言えるかもしれません。
ハサミムシはその体型から不快害虫と言われることも多いですが、柔軟に歩き回る様子はむしろコオロギ以上に愛嬌があり、触角で触れた物に対する回避能力もかなり高い頭の良い昆虫です。
人間には無害な昆虫なので、見て見ぬふりをするくらいはしてあげてもいいでしょうな。