2015年10月13日
純筋あり4兄弟と純筋無し4兄弟

純筋あり4兄弟は最近急速に成長中で、殻の直径は2cm弱くらいになりました。カットルボーンもよく食べています。


純筋あり4兄弟と純筋無し4兄弟

そんなわけで、カットルボーンも交換した次第。


純筋あり4兄弟と純筋無し4兄弟

純筋無し4兄弟の殻は2cmちょっと。相変わらず兄弟同士でじゃれ合っています。


純筋あり4兄弟と純筋無し4兄弟

カットルボーンが凹んでいるように見えますが、これが食べて減ったところです。
カタツムリは殻を作る必要があるのでカルシウム分を摂取しなければなりませんが、飼育環境ではカットルボーンやボレー粉、卵の殻などをあげたりします。
カットルボーンはイカの甲(骨)、ボレー粉は牡蠣殻を粉砕したものですが、広義的に貝系統の生物が作りだしたカルシウムを陸貝であるカタツムリが摂取して殻を作ることになるので、輪廻転生というか再利用というか、ぐるぐる回っているわけです。

人間が住むところではコンクリートを食べてカルシウム分を摂取したりしていますが、あれはコンクリートに含まれるセメントの炭酸カルシウムを食べていることになります。特に雨が降るとコンクリートからは微量の炭酸カルシウムが流れ出るので、コンクリートに集まるわけですな。
自然界のカタツムリは石灰岩が多い地域に多く生息する傾向がありますが、石灰岩はセメントの原料です。自然界でもちゃんとカルシウムが多いところで生活しているわけです。
石灰岩は雨水からできたものもありますが、サンゴが堆積してできたものも多いです。海底でサンゴが堆積し、地盤隆起などの地殻変動で陸地になって地上に姿を現したものが石灰岩なわけです。つまり、石灰岩も生き物が作りだしたカルシウムが多く含まれており、地域によってはサンゴの堆積物そのものだったりします。

生き物の死骸からできた原油を燃焼させて二酸化炭素を作りだすだけの人間は、地球から見れば掟破りの極悪生命体です。人間は文明を加速させるために、ひとつの星のシステムとは別のパンドラの箱を開けてしまったのかもしれません。目先のリサイクルはしたとしても、基本的に戻れないでしょう。
もしかしたら、どこの星でもどの生き物でも文明を持つことを選択した生き物は、地球の人間のように消費と破壊をしなければ生きられない生態を持ってしまうのかもしれません。
一度文明を持ってしまったら、それは終わりのない進化。まさにパンドラの箱です。進化とは優れたことなのか、文明とは高度なことなのか、じつは単なる生態スタイルのうちのひとつであるということなのかもしれません。
二酸化炭素を排出しない電気自動車も二酸化炭素を排出して作られた電気で走るわけで、人間とはまさに奇妙な生態を持った生命体だなと思う次第。しかし、そんなことよりも小松菜をいつ収穫するのかを考えなければなりません。にんげんだもの(^^ゞ


posted by ぁぃ♂ | 岩手 🌁 | Comment(7) | カタツムリ〜2015年 | 更新情報をチェックする
2015年10月13日
小松菜の収穫

背丈が20cmを越えたので、ここで小松菜の収穫とぁぃなった次第。今回は下段を収穫します。


小松菜の収穫

完全無農薬なので虫もつきましたが、テデトールで回避。葉肉の厚い上質な8把の収穫となりました。


小松菜の収穫

収穫時にも幼虫を発見。何度か駆除してわかったのですが、これらの幼虫は葉柄の内側の奥のほうの付け根付近にいることが多いです。ここの4枚目の写真のようなかんじで、もっと下の奥のほうによくいます。
小松菜を真上から見ながら割り箸でそっと葉を開いていくと見えてきますが、孵化直後の幼虫はむしろ葉の裏にいることが多かった次第。


小松菜の収穫

下葉の部分はカタツムリへのおすそ分け。


小松菜の収穫

8把分のおひたし完成。さっそく一気に食べてみましたが、小松菜独特の風味が強く、葉も肉厚で歯ごたえを感じる食感でした。
家庭菜園で収穫した野菜は素材そのものの味を堪能したいので、できるだけ調理工程が少ない食べ方をしたいわけです。小松菜はおいしい食べ方が様々ありますが、あえて醤油だけで食べた次第。


小松菜の収穫

収穫後のミニプランター。実験的に粒状活性炭入りの培養土にしてみましたが、目立った利点欠点は感じられませんでした。


小松菜の収穫

あと1回ぐらい大丈夫かなーというわけで、種蒔き完了。肥料分がまだ残ってそうなので、元肥や石灰の追加は無し。
これからますます気温が低くなるので収穫までに1か月以上かかりそうですが、甘さが増した肉厚小松菜ができることを願う次第。虫ももうつかないでしょう。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | ベランダ菜園〜2015年 | 更新情報をチェックする
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