
今朝の写真。老夫婦の筋あり個体が穴を深く掘り終えてじっとしていました。完全に産卵態勢です。

約12時間後に撮った写真。2個産み終えています。12時間で2個という数は、かなり少ないほうです。

お相手の筋無し個体は、右上にいます。産卵中は干渉しない方針のようです。
今いる赤ちゃんはこの老夫婦が産んだ卵から孵った個体ですが、全員筋無し個体です。確認は取れていませんが、これが老夫婦の筋無し個体のほうが産んだ卵だとすると、そのせいで全員が筋無し個体になったという説も一理あります。
今進行している筋あり個体の産卵の卵がもし孵化した時、その全員が筋あり個体であれば、その説の確実性はさらに高まります。もしこれが成り立つならば、生まれてくる赤ちゃんの筋の有無は、同種同世代でも産んだ親の性質に大きく左右されることになり、つまりは卵の段階で筋ありと筋無しの分類がかなり可能になるということになります。
12時間で2個という数なので孵化の確率は低い卵群となりそうですが、もし孵化したらそのあたりにも注目してみたい次第。