2016年09月11日
今朝見たら、体を少し桃色に染め、ケース内をひたすら歩き回っていました。
これはサナギになる兆候であることは間違いなく、さっそくその環境構築をしたかったのですが、用事があったので帰宅後にやることにした次第。

蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

帰宅後の様子。まだ葉っぱはありますが、食べるのをやめているようです。
つか、幼虫の姿が見えません。どこに行ったのでしょうか。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

いました、敷いてあるティッシュの間に潜りこんでいます。よく見るとティッシュの端っこがギザギザになっており、これは幼虫が故意に成形したものと思われます。
幼虫は何かに潜った状態にあり、そこで空洞(蛹室)を作っているようにも見えます。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

ちょw ティッシュを持ちあげたら、穴をあけていました。突き破ったことで潜った感覚になったんでしょうな。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

そんなわけで土を用意。背中が桃色になっているのがわかります。まさにモモスズメ。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

ミニミニ飼育ケースに半分ほど湿った土を入れ、割りばしも入れておきました。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

幼虫の姿を見るのはこれが最後になります。この後土の中に潜り、空洞(蛹室)を作ってそこでサナギになります。このあたりはカブトムシの幼虫と同じです。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

あっという間に底まで潜りました。土がそこだけ湿り気を増しており、もしかしたら蛹室をさっそく作り出したのかもしれません。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

ミニミニ飼育ケースをさらに特大飼育ケースに入れました。ケース内には底と奥にキッチンペーパーを貼り付けています。
土の中から出てくるのは巨大な蛾。どこかにつかまって翅を伸ばさなければなりません。つかまる場所とできるだけ広い空間が必要なわけです。
本当はニワトリ小屋のような空間があればいいのですが、無いので手持ちの飼育ケースで一番大きなものを使用しました。
キッチンペーパーに脚をかけて翅を伸ばすことを想定していますが、不意に飛んで翅を傷めないように、小枝のようなものは入れないことにした次第。


蛹化態勢構築、モモスズメの幼虫

ふたをして静観。
どれぐらいで羽化するかですが、数週間または来年の夏ですw
できれば数週間で羽化してくれたほうが管理が楽でいいのですが、もし1か月以上羽化しなければそのまま越冬サナギとなり、来年の夏までこの態勢を維持しなければなりません。

越冬サナギから来夏の羽化のパターンは前にアゲハで経験しましたが、まさに忘れたころの羽化になります。
まあでも、せっかくここまで生き抜いてきたわけで、ここは小さな命を尊重したいのであります。
チョウや蛾の幼虫の飼育で共通する心配事は、寄生バチに寄生されていないかということ。卵の時から完全に隔離して育てた幼虫なら寄生の心配も無いですが、今回のように幼虫を確保した場合、確保前に起こった出来事がわからないわけです。確保後にどんなに環境を整えても、寄生されていれば別の生き物が羽化することになります。
なにはともあれ、数週間での羽化を祈ります。越冬はできれば勘弁w
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2016年09月10日
クスサン参上

アサガオに水をやろうと思ったら、横に大きな蛾がいました。強風で必死にしがみついていましたが、このあと落下。


クスサン参上

おお、クスサン!幼虫は今年の夏に撮りましたが、成虫は2009年と2008年に撮っただけでした。
今回もそうですが今までも9月の中旬に撮っており、このころに現れるようです。


クスサン参上

前翅を広げると見え隠れする後翅の目玉模様。威嚇状態の時に見えるこの紋も、全体の色合いと相まって非常にきれいです。毒もありません。


クスサン参上

顔もかわいい顔をしています。ウサ耳なのでオスですな。
タグ:クスサン
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2016年09月10日
筋あり&筋無し4兄弟などの日常

筋あり4兄弟ですが、カタツムリが小さいのではなくサツマイモが大きいのであります。


筋あり&筋無し4兄弟などの日常

端っこを食ってますな。


筋あり&筋無し4兄弟などの日常

筋無し4兄弟。相変わらず元気です。


筋あり&筋無し4兄弟などの日常

お互いをよく確認し合うのは、老夫婦ゆずり。


筋あり&筋無し4兄弟などの日常

左の個体が老夫婦の筋無し個体。あとの2匹が2母。2母は老夫婦の子どもです。


筋あり&筋無し4兄弟などの日常

親である老夫婦の筋無し個体を気遣う2母の筋無し個体。筋無し族はどの代も協調性が強いように感じます。


筋あり&筋無し4兄弟などの日常

カタツムリ用のサツマイモがいつのまにか発芽。長期保存はできませんな。
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2016年09月09日
純筋あり&純筋無し4兄弟の日常

「老夫婦」の子どもの「筋あり4兄弟」の子どもの「純筋あり4兄弟」です。
サツマイモも1個1個熟度が少しずつ違いますが、今回は味がいいようです。


純筋あり&純筋無し4兄弟の日常

いつもは端っこに食いつきますが、今回は中央部も食べています。


純筋あり&純筋無し4兄弟の日常

こっちは「老夫婦」の子どもの「筋無し4兄弟」の子どもの「純筋無し4兄弟」。
まともに食べているのは2匹だけで、下の1匹は隣にちょっかいを出し、1匹は上に登ってきました。


純筋あり&純筋無し4兄弟の日常

『ぁぃさん、ぁぃさん…』


純筋あり&純筋無し4兄弟の日常

『撮って撮って!』               _| ̄|○ il||li
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2016年09月08日
モモスズメの幼虫発見!

ややっ!ユスラウメの木の下に巨大なフンを発見。マイマイガの終齢幼虫のフンと同じくらいの大きさです。


モモスズメの幼虫発見!

大きさだけでなく、その形状も似ています。かなり大きな幼虫がいるようなので探してみました。


モモスズメの幼虫発見!

ん?…いたっ!かなりデカいです。


モモスズメの幼虫発見!

体長は約6cm。まさに指ぐらいの大きさ。モモスズメというスズメガの幼虫っぽいです。


モモスズメの幼虫発見!

尾角の存在を確認。スズメガの幼虫の特徴でもあります。


モモスズメの幼虫発見!

上半身を持ちあげた状態で固まり、葉っぱに扮しています。


モモスズメの幼虫発見!

尾脚もデカいので、がっちりしがみついています。


モモスズメの幼虫発見!

全身像。ひたすら動きません。


モモスズメの幼虫発見!

どうしたらいいのかわからないので、とりあえず確保。


モモスズメの幼虫発見!

こんなかんじにしてふたをします。ちなみに、蛹化は土に潜って行われるはずです。


モモスズメの幼虫発見!

『これ、ぼくのフンです…』


モモスズメの幼虫発見!

『葉っぱ食べてごめんなさい…』                    かわいいので許す(^O^)
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2016年09月07日
キャベツの初食害

ややっ!キャベツの葉に小さな穴があいています。ついにお客さんでしょうか。


キャベツの初食害

裏側に宿泊中でした。3〜4泊していたようです。


キャベツの初食害

早め早めのテデトールが肝心。


キャベツの初食害

今後は毎日確認が必要です。
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