気温が10℃を下回る中、野原風花壇の縁を超ゆっくり歩いている幼虫を発見。初めて見る幼虫です。
早速調べてみたら、オオモンシロチョウの幼虫でした。モンシロチョウの幼虫はほぼ緑一色ですが、オオモンシロチョウは黄色い線と黒い模様が目立ちます。
上から見たところ。幼虫も上を向いていますw 顔はマイマイガの幼虫とも似ています。体長は3cmぐらい。
寒くて動きが止まりそうだったので、ひとまず確保。即座にフンをしました。
さっきは体長が3cmぐらいでしたが、寒くて縮こまったのが伸びたせいか、4cmぐらいになりました。
やばいくらいかっこいい顔。青緑の基本色に黒いアクセントが最高です。輝きを放つ黄色い線もなかなかです。
白い毛と黒い毛が生えてますな。
この時期に4cmぐらいのオオモンシロチョウの幼虫がいるということは、恐らく終齢かと思われます。
しかも、葉の無いコンクリートを必死に歩いていたということは、サナギになろうとしてその場所を探していたのかもしれません。晩秋にサナギになって越冬し、翌春に羽化するパターンです。
試しにダイコンの葉を入れておきましたが、数時間たっても全く食べる気配なしです。
ミニミニ飼育ケースの壁面に糸を張りながら登り始めました。今はふたの裏でじっとしています。
このままサナギになる気配があるので、もしサナギになったら車庫に保管して春を待とうと思います。
暖房の無い車庫は冬には5〜10℃になるので、春まで羽化することは無いでしょう。