来月に収穫予定の小カブも順調に生長中。今年はアブラムシもほとんど付きません。
・・・と小カブの葉の裏を見ていたら、ナミテントウの幼虫が脱皮していました。
脱皮していたということは、ここで暮らしていたということです。ここで暮らしていたということは、アブラムシをここで食べていたということです。
間違いなくナミテントウの幼虫です。
この小カブにアブラムシはいるのでしょうか。もう一度葉の裏をくまなく見てみました。
いたっ!いました、アブラムシです。ここにはナミテントウの食べ物があったわけです。
今年はアブラムシが少ないなと思っていましたが、もしかしたらナミテントウの幼虫がせっせせっせと食べていてくれたおかげかもしれません。そういえば、去年もお世話になっていました。
テントウムシの幼虫を毎年呼ぶためには、テントウムシの親に卵を産み付けてもらわなければなりません。そのためには、ここにアブラムシがいることをテントウムシの親に気付いてもらわなければなりません。
ということは、初期発生の一定量のアブラムシは親を呼ぶために必要だということになるのでしょうか。
アブラムシは早期発見早期対処が基本ですが、あんまりむやみに殺虫剤を吹き付けるのもこうなると考えものです。アブラムシ捜索の際はテントウムシの卵や幼虫も同時に捜索する習慣をつける必要があるかも。まあ、これもまた大変ですがw
細かい話になりますが、問題はタイミングなわけです。だいたいは、アブラムシが発生してからエカキムシが発生します。今回もそうですが、エカキムシを捜索するときは葉の裏を念入りに探すので、この時はテントウムシの卵や幼虫の発見は極めて容易になります。しかし、エカキムシが発生する前、つまりアブラムシの初期発生時期には葉の裏まで念入りに捜索しないので、その時点で念入り捜索を強いられるのが大変だということになるのであります。
夢はテントウムシの養殖。春のベランダに豪快にぶちまけたいw