季節はすっかり秋めいていますが、一度夏に生長を止めたナスがまた元気になってきました。
これは、長ナスの筑陽。脇芽が伸びてきて小さなつぼみもついています。




こっちは、中長ナスのとげなし千両二号。さらに生長が激しく、かなり元気なもよう。




脇芽が伸びるのが早いので、ヒモでの誘引が欠かせない状況。




花のほうもまた咲き始めています。秋ナスの収穫を期待したいところ。

最初は、カンタンの撮影に臨んでいたわけです。




ふと目を逸らすと、そこに何かがいました。




なんだかすっかりお馴染みさんとなりつつあるヨモギエダシャクの幼虫でした。
体長は5cmぐらい。




このマークが目印。




幼虫は結構何でも食べますが、キク科の葉も代表的な食草です。




放置してもまあいいのですが、想定外の場所をごそっと食べられてもあれなので、いちおう確保中。
食用菊の葉もこれからどんどん出てくると思うので、摘んでもいい場所の葉を摘んであげたいと思います。

ここでこぼれ種から芽を出したミニトマトですが、生育季節のずれの中でなんとか赤い実をつけ始めました。




まさに想定外の実。夜は十数℃まで下がる季節なので、ぎりぎりでしょう。




6個をありがたく収穫。味も質も普通のミニトマトと何ら変わらない出来栄えで、おいしいミニトマトでした。
ベランダのミニトマトにほぼ毎年来ていたヒヨドリですが、なぜか今年はまだ来ていません。
そのため、種を食べ散らかすような食害も無く、こぼれ種も今年はありません。

ややっ！またもやユスラウメの木の下で巨大なフンを発見！モモスズメの幼虫の時と同じくらいの大きさです。
幼虫捜索には苦戦しそうですが、ちょっと探してみることにした次第。




これはウスカワ・・・




これは木の枝・・・




いた！いました！でかいです。




ん？スズメガの幼虫であることは間違いなさそうですが、前にいたモモスズメの幼虫とはまた別の種類のようです。体長は6cmちょっと。




調べてみたら、クルマスズメの幼虫が一番似ていました。
写真では防御態勢をとっているので、胸部のあたりが一時的にふくらんでいます。




ただ、クルマスズメの幼虫の食草は「ブドウ科：ツタ、ノブドウ、エビヅル、ユキノシタ科：ノリウツギ、マタタビ科：キウイ」のようで、バラ科のユスラウメは書かれていません。
しかし、現にユスラウメの葉を食べており、大量のフンを木の下に落としていました。




頭の形はモモスズメはとがった三角形でしたが、クルマスズメはとがっていません。
繰り返しますが、防御態勢でふくらんでいます。普段はもっとスマートですｗ




ブドウスズメとも違うので、やはりクルマスズメっぽいです。




単眼ですな。




あんよです。




とりあえず放置はできないので、ケース内に確保。入れているのは、ユスラウメの葉。
食草についての疑問が残っているので、ケース内でユスラウメの葉を食べることを検証したいと思う次第。

ミニトマトもそろそろ終盤ですが、久々に収穫となりました。




大玉トマトも上部に実をつけています。青いのがそうです。




そんなわけで収穫。裂果も数個ありますが、食べられる範囲です。
味のレベルは落ちることなくというよりも、少し甘くなったような感じ。おいしいミニトマトでした。

ツマグロオオヨコバイは割といつでも見られる昆虫ですが、秋ごろになると群れているのをよく見ます。
翅などが傷んでいないこともあり、今年生まれた個体が多いと思います。
繁殖期や越冬前ということもあり、食事に一番集中するのもこの季節。春や夏はすばやく逃げられますが、今はけっこう逃げないので撮りやすい次第。




黄色でもなく緑でもない、ましてや黄緑でもない。
黄色みがかった緑、または緑がかった黄色なのであります。総じて蛍光色である点もさらなり。