そんな中、ふと見たらモンシロチョウの幼虫を多数発見し、このキャベツは幼虫たちにあげることにしてた次第。
幼虫はすくすくと育ち、みんなサナギになりました。
ここでキャベツの腐敗が進んできたので、キャベツを撤収。同時にサナギたちを確保したわけです。
サナギ8匹、前蛹1匹、幼虫2匹。
前蛹です。サナギになる直前の状態の幼虫。
こっちは、今にも羽化しそうな状態のサナギ。
全員を羽化ケースに移動。
前蛹も無事にサナギになりました。これは幼虫時代の頭の殻。
その後、続々と羽化を繰り返しました。
今回は寄生はゼロ。
サナギ8匹のうち、7匹が無事に羽化。1匹は自然死しました。
サナギの殻。
羽化したモンシロチョウは、すべて野原風花壇に放しました。
野原風花壇にはナデシコなどが咲いており、こうして目の前の花にすぐに飛び移って蜜を吸う個体も多くみられました。
この時期に羽化する個体は、このあと交尾して産卵します。
産卵場所は、人家付近では畑の大根やキャベツでしょうな。家のミニ畑の大根も本葉を出しましたw
卵から孵化した幼虫は寒くなるまでにどんどん大きくなり、サナギになって越冬します。
春になって姿を見せるモンシロチョウは、越冬したサナギから羽化した個体です。