先日、四季なりイチゴの葉を大量に食べて大量のフンをしていたヨトウムシが、葉の裏側にくっついてほぼ動かなくなりました。
この写真は、半透明な容器の真下から撮ったものです。
様子が変なので、葉を一度出して幼虫の体のようすを見てみることにした次第。
満腹時は全身が濃い緑色に見えるのですが、この写真では全身に濃い緑色が見えません。つまり、何らかの理由で食べていないということです。食べていない理由に自身の意思があるのかどうかは不明。
試しに、今まであげていたワイルドストロベリーの葉を入れてみました。
半日ほど様子を見ましたが、ひと口も食べなくてほぼ動きません。数時間に一度くらい頭を振るぐらいは動きます。
さて考察。
■自身の意思で食べていない場合
その1 一気に食べて一気にフンをし、サナギになる準備を始めたのかもしれません。消化器官を廃棄している最中なのであれば、こんな状態になるような気がします。また、肩のあたりがなんとなく少し盛り上がっているようにも見えます。
その2 体調を崩しているのかもしれません。何らかの毒素が凝縮したか病気が自然発生したのであれば、食欲が落ちるはずです。
■自身の意思が無関係で食べていない場合
その1 寄生主に制御されているのかもしれません。確保前に寄生されていたのであれば、確保容器が密閉状態であっても寄生主は生き続けます。
その2 気のせい。
慎重に観察を続行し、冷静に判断していきたいと思うわけです。