菊の花の上に蛾がとまっています。触角が花粉だらけです。




ウワバ系の蛾ですな。成虫は蜜を吸います。




冬はすぐそこまでやってきています。

名前を調べるのがなかなか難しかったのですが、モモブトチビハナアブっぽいです。
後ろ脚の太ももが太いのは「アシブト〜」という名前が多いのですが、不意を突かれてモモブトだったわけです。
この太い太ももの筋肉を使って、バッタのようにサッと飛び立つのでありますな。
体重が増えて平時飛翔能力が落ちることになっても、初期退避速度を上げて地上の敵から素早く退避するように進化した体形。食う食われるの自然界では、食われないことが生き延びることなのかもしれません。

シマハナアブと同じくらいよく見るのがナミハナアブ。胸部に"H"が見え、翅の中央部が茶色くなっているのが特徴。この個体はメスです。




腹部の黄色い色は、シマハナアブより少し濃い感じ。黄色というよりはオレンジ色に見えます。
菊の花というのは黄色い部分が小さな花の集まりなのですが、ここが徐々に開いていくので長い間にわたって新鮮な蜜を吸えるわけです。
なので、晴れていればここに来れば必ずハナアブと会えます。

シマハナアブのメスです。複眼が離れているのがメスで、くっついているのがオスです。




この菊はほんといいにおいがして、撮影しているときも甘い香りがプンプンでした。

今日も元気なエンマコオロギですが、けっこう鳴くのでエネルギー投入とぁぃなった次第。




えさ皿（緑）を小型化して、果物皿（黄色）を投入。今回はりんごです。




ケース越しのボケ画像ですが、とりあえずリンゴを食べ始めました。
鳴くエネルギーは簡単に言えば糖分なので、糖分の補給は大事なわけです。

新しい「鈴虫のえさ」を買いに行こうと街中のホームセンターを巡ったのですが、すでにどこにも置いていませんでした。
かわりに除雪スコップなどが並んでいましたｗ

毎年秋に菊が咲くと毎年やってくるシマハナアブ。この個体はオスですな。




複眼についた花粉はあまり気にしないほうで、ひたすら蜜を吸っています。
けっこう鈍感なので、うまい人だと指で捕まえられそうです。翅を指で挟むのがポイントｗ