別の飼育ケースに移した4齢幼虫がいないなと思ったら、ふたの裏にいました。
なんと!糸を出してサナギになる準備を始めています。
4齢幼虫だと思っていたのですが、5齢(終齢)幼虫だったことになります。
しかし、大きさはどう見ても4齢幼虫。
あ、もしかしてこれ、オスということなのでしょうか。
成体の大きさはオスのほうが小さいので、このときからすでに小さいのかもしれません。
だとしたら、この個体はウサ耳マイちゃんということになります。
写真ではわかりにくいですが、糸は二重に張っています。
外側に壁のように糸を張り、内側に体にフィットするハンモックのような糸を張っています。
写真は今まさに内側の糸を張っているシーンで、体を入れ替えたり曲げたりしながら、あまり動かなくなった体を動かして頑張っています。
見やすいのか見にくいのかわからないような場所ですが、どうやらこのままサナギになりそうです。
ホント4齢だと思ってたものがサナギになるとビックリしますね。
蝶と同様、羽化時の足場を確保するためにフタの裏がいいのかな。
糸の張り方が体長より広範囲なので、この糸も足場にする雰囲気です。
その後は、ふたの網目が足場ですな(^Д^)