2009年07月11日
現在11匹のアオモリマイマイと1匹のウスカワマイマイを飼育中ですが、例年ならとっくに大人になって産卵も確認していたのですが、今年はまだ1匹も大人になっていません。
そんなわけで、交尾も産卵もまだ無いわけです。
毎年、交尾可能な大人の個体を梅雨時に自然に放していましたが、今年はまだそれもできない状況。

今の時季に大人になっていない個体は、子どものまま夏眠に入ります。
通常は初夏に産卵をして夏の間に寿命を迎えますが、産卵をしていない個体は次の産卵期である来年の初夏まで生きることが多いです。
つまり、たとえ同時期に産まれても、産卵しなければ長生きするわけです。

カタツムリの寿命が1〜2年、または2〜3年と言われるのは、交尾をするかしないかで変わってくるのかもしれません。
飼育環境ではどうなのかというと、食べ物は豊富で敵も無し、交尾相手は隣にいることになるので、通常より早めに交尾を迎えるケースが多いような気がします。
結果的に、長生きしないことになるのかもしれません。

今飼っているカタツムリの赤ちゃんを見ることができるのは、来年の夏ごろになりそうです。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(8) | カタツムリ〜2009年 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カタツムリは思ったより寿命短いんですねー
もっと生きるイメージがありました。
大人の個体を二匹で飼育していますが、交尾したら今年には死んでしまうんですかね…寂しいです。
運よく赤ちゃんの顔が見られると嬉しいけど…
うまく子供を産ませるには気を付けた方がいい事なんてありますか^^;?
Posted by 目薬 at 2009年07月11日 20:03
ほーっ、ぁぃさんが経験されてこそのデータですね+.(・∀・)゚+.
それはとても興味深いです。
全くの余談ですが、毎年裏庭の池にモリアオガエルが産卵に
来るのですが、今年は全く見られません。沼地化してるからかorz
Posted by Yummy at 2009年07月11日 21:13
>目薬さん
スズムシやコオロギなどは、交尾すれば急激に弱って死んでいきますねー。カブトムシなんかだと、交尾しないとかなり長生きしますよ。
生まれてきた最大の使命を果たしたということになるので、それが生命体の宿命なのかもしれません。
カタツムリの子どもをうまく産ませる方法ですが、こんなことがあげられます。

・親にはカルシウムを十分に与える
・できれば穴を掘って産卵させるような環境にする
・卵を採取しやすい環境を作る
・採取した卵には湿度と酸素の両方が必要

>Yummyさん
毎年経験する自然現象や生き物の様子は、けっこう年によって違ったりします。
気候なども影響あるかもしれないですね。
でも、もしかしたら1m先まで来てたかも(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2009年07月11日 23:40
産卵後寿命ですか・・。
うちの3匹は去年大人になり産卵、越冬し今年も産卵しています。
そろそろ?? と、思い毎日ハラハラな状態です。

そうそう! この梅雨 初めてウスカワマイマイを発見しました。
殻径約1.8cmの子供のゴマちゃんです。
ぁぃさんも書かれていますが本当に寝てばっかり・・
たまーに黒いお顔が見られるとラッキーです。
Posted by 琴 at 2009年07月12日 16:02
成る程、アドバイスありがとうございます!
早速カルシウムを野菜に塗して与えてみました。(爬虫類用のものですが多分大丈夫;)

カタツムリ飼育に本気で取り組んだのは初なんですが、意外にも分からない事だらけでした。
子供の顔が見られるように頑張ってみます。
Posted by 目薬 at 2009年07月12日 20:07
>琴さん
種類によっても変わってくるんでしょうかねー。
体力や栄養をかなり使うと思うので、丈夫な種類はもう1年産むのかも。
ウスカワは、笑っちゃうくらい寝っぱなしですよw

>目薬さん
高級なカルシウムみたいなので、丈夫な卵殻を持った卵になるかもです(^Д^)
大人の人間が生き物を飼育するのは、子どもの頃のじゃれあいとは違ってきます。
生き物をより深く見なければならないので、わからないこともたくさん出てきます。
しかし、それを追っかけているときの気持ちは、なぜか子どもの頃と似たような気持ちなのです。
共通するのは「ときめき」です(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2009年07月12日 21:54
はじめまして^^
かたつむりを知人から貰いまして、飼育に初挑戦でわからん事だらけなんですが・・・^^;
夏眠か死んじゃったのか、いい区別の方法ってありますか〜?
葉っぱにくっついて殻に閉じこもって、もう5日目になるんですけど・・・
どれくらいの期間、夏眠ってするんでしょうか〜?
Posted by nj at 2009年07月17日 01:03
>njさん
はじめましてです(^O^)
肺の動きを確認できれば、確実に生きています。
http://aiaicamera.seesaa.net/article/104799728.html
持ってみて、膜を張る前よりも軽くなっていれば死んだと判断できます。
強行手段としては、霧吹きをして起きてくれば生きています。
夏眠は、一般に高温&乾燥の環境下で行われます。
具体的には、梅雨明けで25℃以上なら夏眠に入ってもおかしくないかもしれません。
高温&乾燥が緩むと夏眠から覚めます。
具体的には、その地方の「真夏」が終わる時季です。
最高気温が25℃を切ったら、霧吹きで起こしてもいいかもしれません(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2009年07月17日 01:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
ページトップへ戻る