2010年05月23日
赤いアリが作る城壁

茂るヨモギの奥のほうの茎に土が付いており、そこに赤いアリがいます。ヨモギの茎を一周ぐるりと土でかぶせているように見えます。
よく見ると、緑色の楕円形の物体。アブラムシです。


赤いアリが作る城壁

この土の壁の内側に、アブラムシがたくさんいるようです。
赤いアリはこのアブラムシを他の巣のアリに横取りされないように、アブラムシをぐるりと取り囲むように壁を作ったわけです。
こうしておけば出入り口が限定されるので、防御しやすくなります。
一種の武装化食糧基地、さすがは高度な知能を持つ昆虫です。


赤いアリが作る城壁

地面からの高さは、およそ30cmぐらい。この高さまで土の粒を運び、たぶん口から出した粘液のようなものを接着剤として使ってくっつけたのだと思います。
よく見ると、一定の大きさであれば土に限らずに植物の種も利用しています。

雨に濡れると簡単に崩れそうですが、奥のほうの茎なのでその心配もありません。あえて崩壊の危険の原因をあげるとすれば、強風で茎が揺れたときの衝突による崩壊でしょう。
しかし、アリは人間と似てるので、壊れては直しを何回でも淡々と繰り返すのだと思います。社会性とはそういうものです。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(5) | TrackBack(0) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アリって小さいのになんでこんなに頭が良いんですかね。毎度ながら感心。
アリが人くらいの大きさだったら最強すぎて人間消えるw
アリが巣を壊されても壊されても何度も作り直す姿を見ると心打たれて泣けてきます。アリはそんなん関係なくただ無心に働いてるだけなんですがw
Posted by 目薬 at 2010年05月23日 03:54
アリもすごいことを考えますよね〜。本能ですかね?
この前、ナメクジを見つけて5分ほど見つめて観察してたんですけど、ナメクジって息をする穴は体の側面にあるんですね。もう少し頭の近くだと思ってました。観察って大事ですね。

あと、真っ黒なウスカワマイマイもいるんですね。なんかカッコイイ。。。広島にもいたら飼ってみたいなぁ。
Posted by 亮弥 at 2010年05月23日 21:01
>目薬さん
社会性を保つにはある程度の単純性も必要なんでしょうね。その単純性が昆虫レベルの知能だとちょうどいいのかもしれません。
人間社会はヒトが複雑なので、時々乱れるのがいい例ですw

>亮弥さん
本能かつ習性でしょうねー。生態でひとくくりにできたりしますw
ナメクジの呼吸穴、横にあるんですか!初めて知りました。観察はいつでも新発見を伴うので、やめられませんねw
Posted by ぁぃ♂ at 2010年05月23日 22:32
 アリに対抗する勢力シロアリも捨てたもんじゃありませんよ。外国に行くと日々超高層ビルの建設に励んでいるやつもいますしアリと領土を巡って戦争している種類もあるらしいですよ。まさにミニチュアワールドです。
 
 あとナメクジの肛門ってカタツムリと一緒で息をする穴の隣にあるんですね。ジッと眺めていたら黒いものがムリムリ出てきました。
Posted by 赤いアリが作る城壁 (338) at 2010年05月29日 04:01
>338さん
地球は昆虫の星ですので、いたるところでワールドを目撃できますねー。哺乳類とは別の種族なので、生態が非常に興味深いです。
特にアリのような社会性のある昆虫はおもしろいです(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2010年05月30日 00:46
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