羽化して抜け殻になったサナギ。上が背側、下が腹側。
2本の太い筋の中では触角が作られたのでしょうか。それとも脚でしょうか。
出てきた場所は左では狭そうに感じますが、実際には亀裂が深く入っており、右のように大きく開きます。
深い亀裂のおかげで開く角度も穏やかになり、まだ濡れているデリケートな羽根も痛めずに出ることができます。こういう何気ないことが、とんでもない高度な工学に役立ったりします。
こちらは、残る1匹のサナギ。背側と側面からの撮影です。
葉大根の葉は干からびていますが、しっかりとくっついています。