そこで、シンプル路線で出直すことにしました。
前回の原材料は、加糖脱脂練乳、豆乳、ハチミツ、バナナでした。状態は濃いクリーム状。
今回の原材料は、加糖脱脂練乳、ハチミツです。状態は液状。
豆乳を抜いたのはクセを薄くするため、バナナを抜いたのは完全な液体にするためです。濃度は約5倍希釈、脱脂綿に吸わせました。

食いつきキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
ケースに入れてふたをして数十秒後、卵のそばでじっとしていた女王アリが触角を揺らしながら卵のそばを離れました。徐々にえさのほうに近づき、迷うことなく飲み始めた次第。
ちなみに前回のえさのときは、近づくまでは同じでしたが、触角がえさに触れたとたんびっくりして離れていきました。何かが嫌だったようです。何かは不明です。ここをこれから探究したいわけです。
今回の消去法で考えればバナナか豆乳、あるいはクリーム状であることが嫌だったと予想されます。なんとなくバナナではなさそうなので、豆乳かクリーム状のどちらかかもしれません。
しかし豆乳を与えたのは理由があり、植物性たんぱく質をほしかったわけです。脱脂練乳にもたんぱく質は入っていますが、動物性です。ちょっとここで栄養成分を記載。
加糖脱脂練乳(100g当たり)エネルギー/277kcal、たんぱく質/11.1g
有機豆乳(100ml当たり)エネルギー/55kcal、たんぱく質/5.0g
バナナ(100g当たり)エネルギー/86kcal、たんぱく質/1.1g
ハチミツ(100g当たり)エネルギー/294kcal、たんぱく質/0.2g
たんぱく質ではバナナやハチミツはたいしたことがありませんが、ビタミンやミネラル的には優れた食品なので重要です。
次回の自作えさでは、女王陛下からのお叱りを覚悟で豆乳を内緒で混ぜてみます。女王陛下の健康を維持するためには、厨房も必死なのであります。
「アリの飼育は大変・・」というぁぃさんの言葉が今更のように重く響いてきます。
手抜きをしないぁぃさんだけに・・。
ぁぃさんの作った自作が美味しかったと言う事ですか。
女王アリもよろこんでいますよ、きっと。^^
「まあまあね。悪くはないわ。」
カブトムシ用の超高価な産卵用ゼリーがいちばんいいのですが、なんせ高すぎるので自作した次第。
つか、大変なのはこれからなのであります。巣を作らなければならないのですよ、巣をw
>あきにゃんさん
何も食べないのがいちばん心配なので、とりあえず栄養と水分を摂ってもらって安心してますw
女王アリは24時間卵のそばで卵を守っています。その姿だけでも感動的ですよ(^O^)
>ジョンレモンはヒマジンさん
きっと前まではこんな感じだったと思います。
『無礼者っ!朕に豆の乳を飲めとは何たる不届きな奴!牛の乳を出しなさい、牛の乳をっ!』
そんなわけで脱脂練乳なのでありますw
巣も自作ですか。
どういう巣ができるかとても楽しみです。
頭の中で「楽しそうだ」と「大変そうだ」が
めまぐるしく回転してます。
アリの飼育は飼育ケースに土を入れるのではなく、空間を合体させて人工的な巣を構築するわけです。
宇宙基地のようなものですよw