2010年08月18日
アリの飼育ケースを自作

ムネアカオオアリの初期コロニーのための飼育ケースを作ってみました。
右が餌場兼ゴミ捨て場、左が部屋になります。


アリの飼育ケースを自作

上から見た模式図とふた付き画像とふた無し画像。
白い壁はメラミンスポンジで、アクリル塗料で色づけした石膏の中に埋め込みました。上部はふたと隙間無く接しています。水注入口から入れた水がメラミンスポンジを伝わって、直接石膏に染み込むことを想定しました。このスポンジは部屋を分ける壁の役割も兼ねています。石膏の深さは、約1.5cmです。
各部屋の連結チューブは外径10mm内径7mm。それを9mmの穴に押し込んでいます。模式図の楕円形の部分に拡張用の穴が開いており、通常はふさがれています。ふさぐ栓は、上記のチューブに外径7mm内径5mmのチューブを入れ、そこにネジをねじ込みました。
餌場の通気口は換気性を保つため4個とし、それを覆う金網も1サイズ大きいものを使用しています。この金網は急須に取り付ける交換用の茶こしです。
全体を収納しているものはキッチン整理箱。全体のふたは今のところかぶせる予定はありません。


アリの飼育ケースを自作

各部こんなかんじになっています。
餌場内で連結チューブが浮くので、メラミンスポンジで傾斜のついた台を作ってはさみ込みました。
拡張用の穴を利用するときは、全体を入れているキッチン整理箱を取り除きます。


アリの飼育ケースを自作

左上が部屋に用いたプラケース、右上が餌場に用いたカードケース、左下が連結用チューブです。

今回用いた部材のほとんどは100円ショップを利用、使用した工具は、電動ドリル、木工用ドリル刃、ピンバイスなど。
集中してやった作業箇所としては、プラスチックの穴あけと石膏づくりとチューブ切断です。
プラスチックの穴あけは電動ドリルを用いますが、ひとつの穴を5〜6分かけてゆっくりのんびり開けました。力加減と回転速度は木に穴をあける時よりも弱く遅くになります。
石膏づくりは通常より緩めにつくり、流し込んだ時に容易に水平になるようにしました。
チューブ切断は、大きめのニッパで一気にストンと切っています。

今回は初めての製作だったので、とりあえずこれで様子を見て良い点悪い点を探し出したいと思います。
通気や保水性の良し悪し、汚れやカビの発生具合などがポイントとなりそうです。
この飼育ケースへの引っ越しは、間もなく実施する予定です。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(8) | TrackBack(0) | ムネアカオオアリ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんでぁぃ♂さんの手作り飼育ケースや観察ケースってこんなに手が込んでいるんだ〜!
ウチのアゲハ小屋とは雲泥の差だ(笑)
ホント尊敬します♪
コロニーをどこまで大きくして行くかが楽しみですわっ(≧▽≦)b
Posted by ☆けめ at 2010年08月18日 22:58
>☆けめさん
飼育の楽しみの半分は、ケース内の構築やケース製作だと思うわけですw
そこに生活空間を築くわけで、それをいかに安く仕上げるかがおもしろいところです(^O^)
つか、けめさんとこのアゲハ小屋、ああいう空間を提供できること自体すばらしいことだといつも思っています。羽化後の羽搏きを考えるとあの広さぐらいは必要だと思いますが、なかなか用意できるものではありません。
これからもたくさん羽化させてくださいねー(*^ー゚)b
Posted by ぁぃ♂ at 2010年08月18日 23:44
拡張用の穴が既に用意されているので
今後無駄な引越しや穴あけ作業で驚かせることもなく
アリの立場で住環境を整えているぁぃさんの
優しさが伝わってきます。

機能と美しさを兼ね備えているところが素敵です。
Posted by リョウ at 2010年08月19日 04:10
>リョウさん
いえいえ、これは優しさではなくてアリ飼育ケース的には常識なのでありますw
飼育ケースは生き物の生活環境であると同時にインテリアでもあるので、可能な範囲できれいに作りたいわけです(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2010年08月20日 22:31
おおおおおおーーーすっげ('A`)!!

考えましたねー
こりゃアリにとったら豪邸でしょう。
必要なもの、場所が全てそろっています。まあアリに聞いてみなきゃ分かりませんが…

昔全てアクリル板なんかを買いそろえて作っていましたがこの方が簡単ですね。
ゴキや爬虫類なんかにも応用出来そうです。

つか、飼育ケース改造マニアですかwww
こうするのかなと思った事やそれ以上をやってのけてますがw

自分も伝導のドリルが欲しくてたまらないのです。
いつも穴あけはコンロで炙ったキリとかでやってるんで、異臭騒ぎになりますw

うちでは湿度重視の昆虫が多いので楽ですが、両生類の場合、湿度と通気性両方を考えなければならんので、難しいんですよね。色々試行錯誤の毎日です。

ヒキなんて霧吹きこまめにやって、バーベキューネットかぶせてるだけですからねw
カエルって頭痛いw

つかそもそもなんでぁぃさんがアリのコロニー造ることになったんか気になりますwww

Posted by 目薬 at 2010年08月24日 09:58
>目薬さん
つか、いまだに引越しの気配が無いので、無視されていますが何かw
普通はアクリル板を切って作る人が多いようですが、上手に切れそうになかったので箱を加工しました(=゚ω゚)ノ
穴あけは、本当は熱したキリや半田ごてのほうが簡単でしたが、寸法が決まったチューブを通すので9mm刃で開けた次第。けっこう大変でしたw
両生類とカタツムリの飼育環境って似てません?
乾燥だめ湿度必要通気必要蒸れ厳禁。このバランスを安定させるのって、なかなかの難題ですよねー。いまだに安定できないでいる次第。そのせいで、カタツムリが膜を張っていますw

アリのコロニーを作るに至ったわけは、女王アリとの運命の出会いです。
庭の水やりをして玄関でサンダルをぬいだら、サンダルの影で何かが動きました。見たら女王アリでした。サンダルにしがみついてここまで来たのであります。外に出そうとしたら、こっちを見てたたずんでいます。手を伸ばすと遠ざかるのですが、またこっちを見てたたずみます。
こりゃもう保護願望としか言えないということで、覚悟を決めたわけです(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2010年08月24日 23:02
シカトw切ないw
まあ、気が向いたら満員御礼になるでしょうw
アリって猫みたいな性格してますからw

あー指摘されてみれば両性類飼育と似てるってかほぼ同じですね。
カタツムリはまだ良いのですが、難易度的には
アカガエル科=カタツムリ
ツリーフロッグ=ナメクジ
と言ったところでしょうか。

ヤマナメを捕獲して飼っていましたが大型のナメは夏とかマジで難しいです。
何せ殻がないですからね。乾燥を心配してミズゴケをたっぷりいれましたがやはり暑さに弱いんでしょう。発送の際に殺してしまいました。

つか、女王アリとそんなドラマのような出会いがあったとは。
これも何かの縁。アリは頭が良いですから、飼い主を覚えると勝手に確信しています。
ぁぃさんに保護されたのも運命なのだと思えば、部屋がチューブだらけになっても文句は言えませんなw


容器ですが、大人になって生き物飼育を本格的にするようになった初期の頃は張り切ってアクリル板で自作してました。
でもねーアクリル板、難しいんですよね。
切り口が1ミリでもずれたら使えなくなりますし。
ヘビにはそれが致命傷でした。
なんで今は信頼できるメーカーのプラケしか使いません。
ま、今は自作する気力もありませんがwww

ある程度適当な環境でも、生き物達の表情を覗いながら飼育すれば妥協しても大丈夫だと悟ったズボラ人間の性w
あとは100均タッパー改造ですね。
100均で済むし、タッパーは穴あけも楽なのが良いですよね。
思い立った時に気軽に改造出来るし、力も要らないので重宝してますね。

そんなんで、しょっちゅう異臭騒ぎです\(^o^)/







Posted by 目薬 at 2010年08月25日 09:37
>目薬さん
コメント長すぎw もはや本文w
アリを飼うのは初めてですが、ネコみたいな性格というところはしっかり覚えて、そこまでたどり着きたいと思う次第(*^ー゚)b
アカガエル科=カタツムリ、ツリーフロッグ=ナメクジというあたり、いやはや、実に深いw
この短文で飼育の重要点を語りきったような充実度には感服した次第。
飼育環境についてですが、まさにもっともだと思います。放置するのなら絶対的な環境にする必要がありますし、常に観察するのならそこから環境を生み出せばいいわけです。
あとは、人によってそのバランスが違っているのもおもしろいところ(^Д^)
あと30行ぐらい書きたいのですが、今回は我慢w
つか、火事だと通報されないよーにw
Posted by ぁぃ♂ at 2010年08月25日 23:33
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