2010年09月08日
エンマコオロギの産卵床を設置

丸1日寝かせた産卵床。いいかんじで水分が行き渡りました。若干水分が多めですが、設置時の水分としてはこんなもんでしょう。
エアコン稼働環境ではあっという間に水分が飛ぶので、水分補給を少し遅らせればいいだけです。


エンマコオロギの産卵床を設置

こんなかんじです。


エンマコオロギの産卵床を設置

エンマコオロギはプラスチックのようなものに上れないので、メラミンスポンジで上り壁を製作。
しかし、木炭に産卵床をくっつけて設置すればいいことに気づき、ボツとなりました。


エンマコオロギの産卵床を設置

まあせっかく作ったので、初回だけのスポンジ壁。木炭を伝わって、容易に産卵床に入ることができます。
産卵床を設置して数十分後、メスが産卵していました。交尾の形跡は確認できませんでしたが、すでに交尾済だったようです。
産卵動画を現在編集中なので、次回に産卵の様子をアップします。

エンマコオロギは乾燥環境を好みますが、産卵だけは湿った場所を選びます。
このような生態を持つ昆虫の場合、産卵床を置けばそこだけに産卵してくれるので、その後の管理が楽になります。
産卵床は個々に取り出して管理できますし、産卵日がほぼわかります。
スズムシの場合は湿った環境が好きなので、飼育マットは常に湿っており、そこに産卵してしまいます。よって、いつごろからいつごろまで産卵したのかも不鮮明になり、管理も飼育ケースごとやることになります。
ちなみに、湿ったマットでエンマコオロギを飼った場合、産卵はそのマット全体に行われます。しかし、そもそも乾燥下が好きなので、乾燥した居住区プラス湿った産卵床にするのが良いと思います。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | エンマコオロギ〜2010年 | 更新情報をチェックする
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