
目立つ活動をしないときのムネアカオオアリは、だいたいこのようなかんじでじっとしています。
この状態から動き出すとすれば、まずは体のそうじ。自分の触角をそうじしたり、相手の体を舐めてそうじしたりします。
次に、1〜3匹が周囲を歩き始め、隣の部屋や餌場に向かいます。
餌場に餌があるのを発見すると次の2通りの反応を見せます。
・蜜系があった場合
まずは自分が吸い、巣に戻って他の働きアリに口移しで分け与えます。
口移しを受けた働きアリは、しばらくして餌場に向かいます。
・昆虫系があった場合
5〜6回激しく突っついたあとに大丈夫だとわかると早足で巣に戻ります。
巣に戻った個体は、他の個体に向かって上下に激しく動きます。
1匹また1匹と餌場に急行して、その場で体液を吸います。
運べそうなものは巣まで運びだすこともあります。
どのぐらいの規模になったら
卵や蛹の分室ができるんでしょう。
観察楽しみですね。
予想ですが、働きアリの数が少ないうちはひとかたまりに保管するような気がします。
仮に3かたまりあったとすれば、10匹の働きアリが3分割されて効率が悪くなるのかもしれません。
早く分室を見たいですけどねー(^Д^)