
数を数えてみると、女王アリ+15匹の働きアリでした。写真上部の白い矢印のところに何か見えます。

えさ皿をずらしてみると、アリの死骸がありました。えさの食べかすは平地にただ置いておきますが、自分たちの仲間の死体はスポンジ皿の隙間にそっと隠して置いていました。
ここを掃除する前に、ちょっと集めてみます。

円で囲まれた範囲が1匹分。つまり、3体分の死体でした。
先日書いたように体が不自由だったりする個体もいるようで、そういう個体は長くは生きられないようです。
他に気づいたことは、少し前から石膏が黄色く汚れ始めました。それとほぼ同時期にパンパンに腹部を膨らませた働きアリの数が数匹になりました。
これは、幼虫や仲間へのえさとして体の中に貯蔵していた食べ物の必要性が薄れ、自分で消化して排泄したか口から吐き出したと思われます。
冬眠前ということもあり、貯蔵えさとして適量でなかったか、違う性質のえさに切り替えたい意思があるのかもしれません。
今与えているのは、ハチミツを薄めたもの、メープルシロップを薄めたもの、それと動物性のえさでローテーションしています。幼虫の数も少なくなっているので、育児の機会が減っているのも原因かもしれません。
不思議ですね。
餌が豊富でも無闇に数が増えるわけではないんですね。
長い冬を無事越してくれるよう祈っています。
やはり匂いでしょうね。アリは敵と味方を見分けるのに、巣の匂いを使います。この匂いがまだ残っているので、分別したのだと思います。
個体数の増減は女王アリの産卵数が大きく影響しますが、それにも波があるように思えます。卵がいっぱいの時と少しの時があるんですよw