今回孵化した数は、全部で16匹になりました。他の卵は明らかに孵化しない状況なので、これ以上増えません。
例年は梅雨前に産卵&孵化があるのですが、今年は無くてやばい雰囲気でした。それから数回産卵がありましたが、どれも全く孵化しないのでカタツムリ飼育も今期で終了かと思いました。
そんなわけなので、今回の孵化は飼育を未来へとつなぐ大切な16匹なのであります。
冬眠という高い壁を間もなく迎えますが、冬眠させない強硬策も含めて現在その方法を検討中です。
できるだけ自然の形を取り入れて冬眠に持っていきたいのですが、今回のこの大きさでは下手をすれば全滅の可能性もあります。というのも、小さい赤ちゃんのうちは殻に膜を張るのが上手ではないので、あっというまに体が乾燥して死んでしまうケースが多いわけです。正常に膜を張ったとしても、この小さな体では通気穴からの乾燥というレベルでも安心できません。
やはり、冬眠を避ける具体的な方法を考える必要があるかもしれません。