
女王アリにおかせられましては、御健康と御長寿を乞い願い奉っておりましたところ、にわかに崩御あらせられました。
女王アリの崩御に、飼育者である自分は、ここに謹んで弔意を表し奉ります。

2匹の働きアリが集まっています。1匹は、脚の関節のあたりをしきりに噛んでいます。

次第に他の働きアリも集まってきました。今の状況が少しずつ巣全体に伝わっていきます。

しばらくして、部屋の右側にあった卵が女王アリのいる左側に移されました。

前日に撮影した巣の様子。このときは、まだ右側に卵が置かれています。
この写真を撮った日に気づいたのですが、女王アリの後ろ脚の動きが変で時々両後ろ脚を引きずるようにしながら歩いていました。そのせいもあってか、めずらしく石膏の上にいる時間も長かったように思えます。
寒さもエサの状態も巣の環境も通常通りでした。外的要因は考えにくい状況です。病気かもしれません。
もし病気だとすれば他の働きアリへの感染が心配ですが、今のところその様子はありません。
女王アリの周りには、まだ働きアリたちが集まっています。もう少しこのまま女王アリを巣の中にいさせたいと思います。
この巣の中には、新しい命を生みだす存在が無くなりました。よって、今ある命が寿命を迎えるごとに個体の数が減っていきます。そして、いつの日かこの巣は滅びるのであります。
1匹の女王アリは1つの歴史であり、社会であり、そして時代です。女王アリの死は、単に1匹のアリの死ではなく、歴史の終焉です。
女王陛下のご永眠に接し、深く哀悼の意を表します。
ご遺族の皆様ならびに飼育にあたられたぁぃ♂様に、心からお悔やみ申しあげます。
新しい女王は誕生したりしないんですね(>_<。)
ご冥福をお祈りいたします…(u人u)
え〜っ!!
女王がいなくなったら新女王を育てるというのはミツバチ限定のものだったのですね。
(てっきり他にもあるのだとばかり思ってました。この歳にして知る新たな「事実」・・・勉強になります^^)
餌にロイヤルゼリーをまぜたら、今の幼虫や卵から新女王に育つのが出て来たり・・・・するのでしょうか?
(もうどこかで実験済みかもしれませんけど)
女王陛下のご冥福をお祈り申し上げます [合掌](−人−)
お悔みどーもです。いやはや、参りました(´・ω・`)
100匹以上になったらどんな巣を作ればいいのかと悩んだ日もありましたが、今は見守るだけです。
これから春が来るという時だったんですけどねー。
まあ、これからも飼育を続ける覚悟ですw
>さわさん
専門のフェロモンなどによって仮に女王アリになるべき個体が産まれて育ったとしても、外界で交尾をしていない個体になるので産卵は望めません。
さらに、今の個体数からみて、新女王アリになるべき個体は出てこないでしょうねー。
>玉葱蓋さん
女王と言えども交尾をしなければ有精卵を産めないので、結局子孫は増えないわけです。
ローヤルゼリーの人工的な供与ですが、ちょっと興味はありますw
ただ、アリは社会を殻で包みながら生きているので、根本的な箇所に外部から手を加えようとしても受け入れないでしょう。
実験室でならやってみたい気持ちはありますが、今回は飼育なのでまたの機会にします。
>玉葱蓋さん
お祈りありがとーございます(^O^)
やっと暖かくなって活動始めたばかりだったのに残念ですね。
私もてっきり次の女王さまが新しく生まれてくるのだとおもっていました。
何だか、女王さまの体は確かに女王さまのものだけど、その命というのは女王さま一人だけの問題では済まないのですね。。。
それって、すごい「存在」ですよね。
社会性の強い生き物はきちんと役割を分担するので、その役割を担う存在が消えればその部分が欠損するという欠点があります。
それを代替えしようにも、外で交尾して新しい巣を作ってしまうので、この巣には戻ってこないわけです。
まさに、たったひとつの命。それが消えたわけです。巣の繁栄を支えていたたったひとつの命が消えれば、巣は衰退の一途になるわけです(´・ω・`)
さきこです><
あいまいみーまいの節につきましてわ、
本当にお世話になりました(´・ω・`)
女王ありの永眠
深くお悔やみ申し上げます・・・泣
レス遅れてすんません!
こっちが停電中のときの書き込みに、何件かレス漏れがありました(´・ω・`)
残された働きアリたちは、みんな元気ですよー(^O^)