ウスカワマイマイ1匹とパツラマイマイ1匹を同居させているミニミニ飼育ケースをふと見たら、白くて丸い物がありました。
ずいぶん丸いカットルボーンのふんだなと思いましたが、どれも同じぐらい丸くて間隔もほぼ等しく置かれてあります。
た、た、たまごかぁぁぁぁぁーーーーーーーーということで、卵のようです。
採取して測ってみたら、直径が1.2mmぐらいです。
アオモリマイマイの卵は殻がカルシウムですぐ割れるような質感ですが、この卵はゴムまりのような弾力性がありました。
また、アオモリマイマイの卵が半透明な白色なのに対し、この卵は真っ白な不透明です。
ウスカワマイマイの卵を以前自然界で見たことがありますが、アオモリマイマイの卵と似ていて、半透明な白色でした。
ということは、これ、パツラマイマイの卵の可能性が大です。1匹飼いなので自家受精でもしたのでしょうか。
卵の置かれ方にも違いがあり、アオモリマイマイの場合は重力に引かれるままにただ置かれている状態なのですが、この卵はチョウの卵のように粘着剤で接着されていました。それもかなりしっかりくっついており、採取には細心の注意が必要でした。
ケース内をくまなく調査したところ、全部で8個ありました。キャベツの葉の上に5個、ケースの内壁に3個です。
自家受精だとしたら通常より孵化の可能性は低くなりますが、念のため別ケースに移動。
それにしても、あんな小さな体の中に8個も入っていたのかがちょっと疑問です。
写真ではアオモリマイマイの卵のように濡れたキッチンペーパーの上に置いていますが、産み方をよく考えてみるとアオモリマイマイの卵ほどの湿り気は必要ではないのではと思い、明日にでも湿り気を今より少なくするつもりです。下手したら、自然蒸散するレベルでもいいのかも。葉の上やプラの壁に接着されていましたからねー。
形状は完全な真球ではなく、やや楕円形です。平べったい殻のパツラマイマイだからこうなのでしょうか。
アオモリマイマイの場合は4週間ぐらいで孵化しますので、この卵も1か月ぐらいは孵化に向けて対応したいと思います。
一匹だと孵化の可能性が低いのですね(´・ω・`)
無事に孵化して欲しいですよね。
成長過程を見るのは本当に楽しい♪
でもマイマイってやっぱり最初から同じ姿?(^_^;)
せっかく産んでくれた卵ですので、飼育人としては命を預かった責任がありますからねーw
孵化の可能性は低いですがゼロではないので、とりあえず孵化させる環境に置きました。
カタツムリは殻を背負った状態で産まれてきますよー。親の姿そのままです(^O^)