
水面に浮かんだサナギの背中が割れ、中からヒトスジシマカの成虫が出てきました。羽化です。
微かな風に吹かれるまま、水面をくるくる回りながら漂います。

抜け殻は浮き袋。こうしている間にも、体はどんどん硬くなっていきます。

人工水辺の容器の端っこにたどりついた羽化中のヒトスジシマカ。
張力で抜け殻が容器にくっついて安定したところで、さらに出てきました。
自分は保護主なので、刺されないことを祈ります。

ちなみに、こっちはユスリカ。この蚊は人を刺しません。人家の灯りによく集まる蚊です。

まっすぐに前に伸びた前脚は、触角のような役割もします。
つか、肝心の触角が短すぎw
■追記
これはヒトスジシマカではなく、ヤマトヤブカであると思われます(^-^;)
こーやって繁殖して私たちの血を吸っているのかw
聞いたことはあっても写真とはいえ初めて見せていただきました。
ありがとうございました。
観察は好きなのですが、ボウフラは、見つけ次第、乾燥の刑にしてしまいます。
流石、ぁぃさんです。
チョウなどは早朝や午前中に羽化することが多いのですが、蚊は観察した範囲では夕方に孵化するようです。
夜に活動する昆虫なので、夕方なのかもですねー。
孵化の瞬間は蚊でも美しいですが、いざ刺しに来たら容赦なく★になっていただきますw
>はらペコぁぃさん
この季節は雨で溜まったバケツの水などにボウフラがすぐ発生しますねーw
水の中ではピョンコピョンコ動いているので、普通は気色が悪いものです。
みんな駆除に必死なのにいまだに絶滅しない蚊、いったい誰のせいなんでしょうか!
(‐_‐)σアナタ σ(^^) わ・た・し?
突然のコメント失礼致します。
私、NHKの番組を制作しております秋山と申します。
今、制作中の番組内で、「なぜ蚊は血を吸うのか」というテーマを扱っており、その中であい様のブログを拝見しまして、是非ともそこで使われている画像をご提供頂けないかと思い、ご連絡させて頂きました。
該当の画像は、2011年7月2日付の”ヒトスジシマカの羽化”内で紹介されている、羽化の様子の画像です(記事の冒頭から3枚目までです)。
現在、他の方にも画像提供をお願いしており、その結果によっては、誠に勝手ながら使用しない可能性もあるのですが…。
よろしければ、画像提供ご検討頂けないでしょうか。
コメントでは具体的な詳細はお伝えできないのですが、もしお求めなら、番組概要の資料もお送りさせて頂きます。
突然のご連絡で申し訳ございません。
お返事お待ちしております。
お手数ですが、ページ右列コラム内の「■ お問い合わせフォーム ■」より、再度お問い合わせください。